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一.


舞いそこねた息が
蜜擦れしている

まつげのながさは
わたしたちのいのち




二.


等分できないものをささえる
ゆいいつの幕間
背泳される 水は
 ....
きみのりんかくをぬいあげていく
オルガンの重さが
ひかりににていて
急に
まぶたがいらなくなる
砂糖の
あじをわかりたくて
紅茶ばかりのんでいる、午後
猫が行った



声に体 ....
一.


青を
反故にした

よりも
事情がある

真昼につき、
雨はふらない




二.


鋏の持ち手が緑だったことから
分け合いたくない
ままの
手 ....
2TOさんの簑田伶子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
断片集「追水」- 簑田伶子自由詩18*08-1-24
- 簑田伶子自由詩18*07-12-11
断片集「間引く」- 簑田伶子自由詩37*07-12-6

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