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 詩誌「あんど」8号に掲載された井川博年氏の「期待しない ――若い詩人への手紙のようなもの」と題する文章は、これほどまでにひどい文章を読んだのはいつ以来であるか思い出せないというくらいにひどい、長年に ....  人の心の動きというものは不可思議だ。大抵の場合、人は首尾一貫して考えているのではない。ぼんやりとほとんど何も考えていないこともあれば、何かについて一途に思いを巡らそうとしても、眼に映るもの、耳に聞こ ....  詩を構成する要素のひとつに喩や韻律などの他に余白というものがあると思うが、それはどうも語りにくい要素のように思われる。というのも、喩や韻律などは文字としてちゃんと人の目に見える状態で表われているのに ....  ある時から、あるいはある場所から、生きるということの価値が揺らぎ始める。それは上昇に向かう揺らぎであるかもしれないし、下降へ向かう揺らぎであるかもしれない。そのどちらであるにせよ、それまで漠然と過ご ....  稲川方人の「気風の持続を負う」(一九七七年)はちょっといい文章だ。荒川洋治の「技術の威嚇」(同年)への反論という体裁をとっているが、稲川の詩の書き手としての侠気というか使命感というか、論理を越えた真 ....  自分の友人のことについて語るのは難しい。そこにはどうしても遠慮や照れくささといったものが介在しがちであるし、ましてや彼は僕がやっている「反射熱」という詩誌の同人でもあるので、下手すると仲間褒めといっ ....
2TOさんの岡部淳太郎さんおすすめリスト(6)
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記名の呪縛- 岡部淳太 ...散文(批評 ...9+08-3-22
批評祭参加作品■回り道、つぶやく。_——五十嵐倫子『空に咲く ...- 岡部淳太 ...散文(批評 ...3*08-1-28
批評祭参加作品■余白について考える試み- 岡部淳太 ...散文(批評 ...4*08-1-27
批評祭参加作品■時が終る、詩が始まる- 岡部淳太 ...散文(批評 ...708-1-26
批評祭参加作品■気風は断絶したか?- 岡部淳太 ...散文(批評 ...3*08-1-24
服部剛_その詩と人- 岡部淳太 ...散文(批評 ...907-12-1

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