きみの
手がはえてくるのを
まってる
すわってる
いないひと
いない
せーのでふりむいて
まもってるから

あめ
あめ
あめ
きりのように

いっていいこと
わるいこ ....
昨日までのすべての
嫌な出来事を振り切るために
遠いところへ旅に出た

何にもない なにもかも棄てた
知る人もない たたずまい

吹く風が柔らかに 頬を撫でる
見つめた海は繰り返し波を ....
こっそりと
ゆびわをかじると きいん とする
ぽっかりと
ちいさなあなのあいた夜

空の一部を
せろはんてーぷのぎざぎざで
ひかりのかたちに
切り抜く


わたしのへやで
ちか ....
脳味噌が敏感だった
幼かりしあの日々、嗚呼
あの時間こそまさに類を見ない至宝であったのに!
テクノの砂浜、ザリザリと歩いて
顔を突っ伏したって今じゃ
ちっとも痺れたりしない
強 ....
りんりんりんと
頭蓋の中で
鈴が鳴る
其れが
あんまし
喧しい

仕方がないので
てるてる坊主を
こしらえて
よくよくよォく
言い聞かす

お前にやる鈴は
此処に在る
見 ....
 
緑葉、色褪せてゆくよ
彩る星空に秘密を残して

ちょっと我慢しすぎたね
謝ることに疲れたんだ
君は私の幸せだけど
首輪を取れない猫じゃない

どっちつかずでもいいんだ ....
どてかぼちゃ   どてかぼちゃ  ぼくは ぼくは  どてかぼちゃ
トナカイのー   真—っ赤なー   おはーなにー     シンパシー
へーやーのー   片隅にー     ....
予定のない週末に
予定を入れた


 噴水を見に行く。

それで噴水を見に出かけた
ぼんやり缶コーヒー飲んだ
マラソンする人をながめた
虹が出た
ひとりぼっちだった


予定 ....
きっちり塗っていたのに
反対車線にはみ出す
雲が蜘蛛が雲の隙間から太陽や太陽が鋭い爪を
刺す
差す
おおきなおおきな
くも
はみ出た者を串刺し
みんな応援している
手拍子が聞こえる ....
長袖の下が
少し湿ってる、朝
君は駅からの道のりを
全速力でひた走る

遅刻は毎日の景色のように
日常を誤信した
人のまなざしとして
君にそそがれた

君の背景に
いつもその人 ....
新しい雪の降り積もった
静かな屋根やねが
水平な朝に焼かれて
私の底辺をもちあげる

増幅する光の波が
うずくまる私の手をとり
青い影を洗う

そうして
裸にされてゆく、わたし
 ....
一見まっすぐ直線のこいつらも

血管みたいに蛇行しているんだ

日本中にはりめぐらされた鉄路

きょうもこいつがおいらの轍だ


なんて地球的なんだ!

なんて運命的なんだ!


一見まっすぐ直線のこ ....
博多ラーメンはなかなか見つからなかった

博多駅周辺はそんなにひともいなかった

まだ10時にもなってないわけだから

繁華街はほかにあるのだろう

きょうはひとりで小料理屋にはいるほどの

テンショ ....
みかんの皮をむくと
いくつかのいのちが並んでいる
土にまけば
また
みかんといういのちが
生まれていたにちがいない

くやしがっているだろうか
人の手が汚いと
叫んでいるだろうか
 ....
もしあなたが
どこか遠くのほうで
泣いているとしたなら
わたしには
すり寄ることも
包みこむことも
その涙を
掬ってやることも
難しい

伸ばした腕の先に
あなたを見つけ
躊躇う指の先で
あなたを撫で ....
台所の蛇口は少しゆるいのか
夜中にぽたぽたと音がする

間取り1K、家賃6万5千円のアパートの
玄関をキミがあける

コンビニで買った焼き鳥と
缶ビールを手に持って
外階段をトントンと ....
初出勤のバスには 
4人の乗客 

到着するバス停を降りて 
それぞれの瞬きを胸に
それぞれの舞台へ 
散らばってゆく僕等は 
地上に降りた 
4っつの星 

体の透けた 
帽子 ....
枯草の擦れる音は宙に舞う

暖房の暖かさより君の愛

去年今年目標はまだ決められず
どらちゃんさんのおすすめリスト(82)
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