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北の大地の端っこに
その工場は在ると聞きました

えっちらおっちらせわしなく
『何か』をつくっているらしいのですが
それを目にした人はいないそうです

それはやはり『何か』だからなのでし ....
綺麗な華に騙され
可憐なトゲに犯される。


明日の見えない
今日を過ごす

哀れな1日の幕開けでした。
別れ間際の四階の駐車場で

きみと夕日が似てた

赤茶色いきみの髪と

夕日の赤いのが

透き通って胸にしみる

思い出話にわらうきみが

せつなくて

胸にしみる

 ....
海辺で

***

あなたは
丁寧に研がれた小刀をひとつだけ持って
後ろ髪をひと房ずつ殺ぎ落としてゆく
かさばるから そういう理由で置き去りにしたのは
一度だけではない だ ....
 
 
 
白い壁を伝って
流れ落ちる静かな響き
桜まで飛んで
ためらい無く散った
 
今日も街は曇って
ひらり浮かぶ壊れた羽
桜まで飛んで
溶け込めずに落ちた
 
 
涙 ....
?
まだ柔らかな朝の光を受けた街は
サッパリした顔で無防備に佇んでいる

夜に息をひそめていた澄んだ空気を
胸いっぱいに吸い込みながら歩きだす

あらゆる事が起こり得る一日の始まり
だ ....
ふゥッ
って抜けてく
足の力が、
どれだけ自分に
負担かけてたのか
知らせるんだな。

あんよ、痛い痛いなの。

母さん、あんたの言ったこと
今更ながら
心にしみるよ。
いまいましい季節が過ぎ去って
春の匂いを運んで
ちいさな風が
独り言を
ちっちゃな声で

ほんにゃら ほおい

赤いランドセルに
まだおんぶされているような
ふきのとうの葉で
傘 ....
悲しみに黄昏れた

僕を包んでくれたのは

両手広げて迎えてくれた

温かい母の胸

悩み 迷い 閉ざされた

僕の瞳に映るのは

厳しい試練に ものともしない

大きな父 ....
夜のとばりが下り
霞みたる白い満月
時間が止まる
カエルがはねる

コップの中の氷
コニャックが入っている。
アルコールの
歪んだ世界

後輩を思う
只一つだけ
残せたもの
 ....
安否された記憶をたどり
行き着いた先にはあなたの島
正午の光も 豊満な裸体も
燃えさかる海へ流される
原色のサルがなき喚く森で出遭った奇怪な蔦をもつ植物たちよ
その乱暴な肢体からは緑の湯気が ....
地上を覆う 
夜の帳の重さを 
老木の林が支えている 

土深く 
張り巡らせた 
無数の根足を踏ん張りながら 

夕闇に黒く浮き立つ 
老木達をじっとみつめる 
君の体から放たれ ....
失いかけたものを
取り戻せた。

もう少し遅ければ
失ったのかもしれない。

一瞬。

たった一瞬の判断が
失ったはずのもの。
それが
そこにあるかもしれない。

いや
あ ....
わたしの心と体というふたつは 
風の息吹に包まれながら 
透けた紐に結ばれたひとつです 

体が体のみならば 
わたしは只の人形です 

心が心のみならば 
わたしは只の霊魂です 
 ....
なまえ
こゆうめいし
まわりまわって、めぐりめぐって
どこかで つなが、る。
だれかの存在を星座の始点の牡羊座にしたとして、だれを終点の魚座にするかな^^?
なんてどうでもいいこと ....
木々の緑を揺らし洗う

風の音たちが
私を遠い所へ連れ去ってゆく

ざわめきの葉葉に清純な雨が伝う

そう暴風雨は埃にまみれた
この都市を透明に塗り替えて
明日の蘇生を約束してくれる ....
きょう
たんぽぽとはるじおんを食べた
すこしだけ耳が伸びて
神様の声をきいた


あしたは
すみれとばらの花を食べる
すこしまた耳が伸びたら
まだ聞いたことのない
あなたの声が聞け ....
金の糸
きらり

束の間の晴れ
雲の間から光

銀の糸
きらり

今日雨が降り
葉の上つるり

金の糸から光
明日は天気に
なあれ

銀の糸から光
明日は元気に
 ....
新緑が山にパンチパーマあてている

幽霊みたいにか細いグリーン

風の流れが変わる

そんな祈りにも似たひかりを

街から街へ

女から女へ

家族はひとつきり

革命家が ....
ゴスロリっていうのかな
そんなフリルのたくさん付いた服
一度くらい着てみたいけど
「おばさんの癖して…」
あなたに言わてしまいそうだし
そんなの着れる歳じゃないことぐらい判っている

ふ ....
くちなし色の便箋に書けば 口にせずとも想いがつたわる
そんな 企みたくなるいいつたえ
でもくちなしの花がどんなだったか
ずっと長いこと思い出せずにいる


いつかおまえに すきな花を問うた ....
いつか 私は夜で

星の鼓動を抱いては太陽を想った

いつか 私は昼で

鳥の歌声を聴いては月を想った


いま 昼と夜は交わり黄昏になる


見上げれば見覚えのあるアゲハチョ ....
きみの
手がはえてくるのを
まってる
すわってる
いないひと
いない
せーのでふりむいて
まもってるから

あめ
あめ
あめ
きりのように

いっていいこと
わるいこ ....
昨日までのすべての
嫌な出来事を振り切るために
遠いところへ旅に出た

何にもない なにもかも棄てた
知る人もない たたずまい

吹く風が柔らかに 頬を撫でる
見つめた海は繰り返し波を ....
こっそりと
ゆびわをかじると きいん とする
ぽっかりと
ちいさなあなのあいた夜

空の一部を
せろはんてーぷのぎざぎざで
ひかりのかたちに
切り抜く


わたしのへやで
ちか ....
脳味噌が敏感だった
幼かりしあの日々、嗚呼
あの時間こそまさに類を見ない至宝であったのに!
テクノの砂浜、ザリザリと歩いて
顔を突っ伏したって今じゃ
ちっとも痺れたりしない
強 ....
りんりんりんと
頭蓋の中で
鈴が鳴る
其れが
あんまし
喧しい

仕方がないので
てるてる坊主を
こしらえて
よくよくよォく
言い聞かす

お前にやる鈴は
此処に在る
見 ....
 
緑葉、色褪せてゆくよ
彩る星空に秘密を残して

ちょっと我慢しすぎたね
謝ることに疲れたんだ
君は私の幸せだけど
首輪を取れない猫じゃない

どっちつかずでもいいんだ ....
どてかぼちゃ   どてかぼちゃ  ぼくは ぼくは  どてかぼちゃ
トナカイのー   真—っ赤なー   おはーなにー     シンパシー
へーやーのー   片隅にー     ....
予定のない週末に
予定を入れた


 噴水を見に行く。

それで噴水を見に出かけた
ぼんやり缶コーヒー飲んだ
マラソンする人をながめた
虹が出た
ひとりぼっちだった


予定 ....
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