乱心にて。
全て消したくなる
消えたい を乗り越えた後
迫るように訪れる感情。
己を誘う、苦い過去を
美しく灰にしよう、と。
いつまでも。
ごめんなさい とあなたが言うから
ぎゅっと抱きました
生きていたくない とあなたが言うから
なにも言えなかった
息をしてるだけで ごめんなさいと
あなたが手紙に書くから
息をしていてく ....
ただ一つの世界だから
ただ一人の僕がいる?
路行く無数のゴミ
溢れかえる無能な猿
こんな汚いはきだまりで
何を求めさ迷う?
ただ二つの僕の眼
ただ二つの僕の手
それで一体何 ....
燃え尽きたような落陽を懐かしい目で見ている
時の流れはひどく穏やかに僕の首に指をかけ
少しずつ呼吸を減らして眠りゆく
今から三日間消えてしまっても良いですか?
どうか探さないで下さい 僕はどこ ....
サラみたいにさ
ピアノでロックを歌いたいと、思っていたから
キーボードを買った
トランクに積んで、運転席からメロディーを紡ぐ
音楽を思うと、ときどきからだが、高校時代に浸される
私立校の ....
立ち止まっては駄目ですか
うずくまっては駄目ですか
這いずりながら前に進もうとするあなたが羨ましい
その勇気が眩しいのです
私の手をひいてくれませんか
私も共に地を這いな ....
「騒がしい世間に興味はない。」
「輝かしい未来なんて必要ない。」
気だるい昨日を越えて、無意味な今日を生きてます。
くだらない事を考えては、毎日毎日繰り返してます。
大切だったはずのアレは
....
こんな日にはかぜも湿気てて
死んでるのに
生きてるみたいなお昼まえだ
さとった訳でもないのに
さいきん
胸にくるようなことがなくなった
こんな日にはふゆもほどけて
日だまりの影を送りた ....
今 この瞬間に
世界が終わったとしたら
何にもなかったかのように
ぱっと消えたとしたら
どれだけの人が
苦しみから放たれるのだろう
誰もが
悩みながら 生きている ....
胸に手をおいたのは
あなたがひとりぼっちだったからです
手首をしばったのは
あなたの声がせつなかったからです
歯をかんだのは
ほねを愛する練習です
あなたと石を飲んだのは
ど ....
この恋に終わりを告げて
君に始まりが来ますよう
嘘つきな僕だから
強がることしかできなかった
この恋に終わりを告げて
君に始まりが来ますよう
今すれ違った人
こんにゃくじゃなかった?
休日の散歩道は
いつもそんな母の
一言ではじまる
そう、今の人はこんにゃく
僕と母さんみたいにね
安心した母が
少女み ....
どろどろになったり
ぐしゃぐしゃになったりすれば
いいんじゃないかな
甘ったれたキモチにピリオドうちたい
それって 死ぬことじゃないよ
それって あきらめることじゃないよ
なにも言わな ....
私はあなたが好きだけど
あなたも私が好きだけど
....
世界は無数のありがとうでできている
よろけそうな日々のすき間で気づいたこと
けっきょく、結局が流れていく街の中
沈んだ気持ちで空を見上げたら
世界じゅうの声にならない言葉たちが地上 ....
観覧車にのって 赤い空を見つめながら
貴方が『すきだ』といってくれただけで
なぜだか無性に 泣きたくなった
ああ このまま地上につかなければ
ずっとずっと 幸せなのに
冥王星は遠いし
最果てはもっと遠いし
飛行機は怖いし
人殺しはもっと怖いし
自分は馬鹿だし
隣人はもっと馬鹿だし
結局だれかに支えられたかったわたしの人生と
異世界の哲学に恋 ....
頼るだけの愛は、脆い
だから
愛をいそがないで
{引用=
笑ってない、笑ってないけど(笑)マーク つけてあなたを笑わせてみる
会いたい。と送ったあとの沈黙が 咽の真ん中ぎゅうっと固まり
今はただ「愛してる」の文字よりも ....
寒すぎると心が痛む
一人でいると涙腺がゆるむ
みんなでいると息がつまる
やっぱり私は わがままなんだろう
右から生えてる草をちぎって
左の川へ投げ捨てる
自然に命があるってことも
知 ....
綺麗な空を見る
水の流れる音を聴く
君の声がする
たったそれだけで
世界がくるり、素敵に思う
あなたのなかに見たのは
愛しい共通点なんかじゃなく
自分への甘えだった
このまま前進できないでもいいんだと思いたいだけだった
成長することから逃げたいだけだった
二人が一緒になっ ....
ハワイは1年に3cmずつ
日本に近づいてるんだって
と君がいう
うん、いいね
とぼくたちは笑う
9才の君が
どんなに長生きしても
せいぜい3mか、そこら
それでも
いいね、とぼく ....
感覚をすり減らしたことを悔やみ
できれば吐き捨てたいと
いらないものなら どうか土の中で眠っておくれよ
選びきれないほど溢れかえる世界と
失ったものを 天秤にかけて
揺らめく僕の心の ....
{引用=
なんでだろうかものすごくかなしくなって
デスクトップをじぃっとみつめているうちに
呼吸するように当たり前だとなみだが零れて
わたしの鼓動がものすごく頭に響く
しっかりと ....
世界は汚い
人間は醜い
だから毎日が嫌い
嫌い嫌い全て嫌だ
つまらないし
せつないし
孤独だし
でも
汚かったのは周りじゃなくて
きっと自分
....
小さな想いを
ここから届く
白い世界で
儚い音でも
見つけてくれますか
真っ暗な道を歩く
家に帰るために歩く
息が白くて
寒くて
視力がだんだんおちてきたせいで
星は見えない
赤いマフラーをつけた
上級生数人が
わたしの横を通り過ぎる
足が細くて ....
台所で泣いた日
世界が動いた
小さな部屋が広く感じて
台所で泣いた日
出かける前にビールを飲んで
「さよなら」の覚悟でメールを送ったら
「よろしく」とばかりに返ってきたの
....
愛しているよと囁いて
愛していないと言われたの
不思議な気分になったけど
同じ夜には泣けないわ
尖った月に照らされた
私の気持ちは隠された
待っていたのとつぶやいて
あいたくない ....
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