すべてのおすすめ
太陽がのぼると
鳩がえさをついばみ
{ルビ教会=イグレシア}の鐘が鳴り響く
レタマ・ブランカの花が
今日も甘い香りを漂わせている
もうひとつの町にも
ここと同じ朝がはじまる
....
いつも誰かが口笛を吹いている
長い廊下に響き渡る
外は晴れ
青空には適度に雲が浮かぶ
見たくも無いものばかり目に入ってしまう
聞きたくも無い音ばかり耳に入ってしまう
外は晴れ
青空に ....
2ヶ月ぶりに退院したヤツと飲みにいった
とりあえず、おめでとう、と乾杯した
ひさしぶりに元気そうでよかったなと思った
長話。
こないだは、友人たちと鍋をした
男 ....
どんなに荒れ狂っても
静けさを壊すことはできない
どんな爆音も
静けさの中にあってこそ鳴り響くもの
指で耳をふさぐと
聴こえてくるものは なに
流れやまない肉体のせせら ....
浸された水は
つめたく
ねがえりもできないほどに
なぜか凍みたまま
あの人ごとをさらって
いって
かなしい
のふちにいるあの人
たしかにいかされ、芽生え
一つの
さむさの中にい ....
あなたが感じた
その美しさを
僕の手のひらで触れることが出来るのなら
あなたが感じた
その痛みを
僕の右足で蹴ることが出来るのなら
あなたが感じた
その優しさを
僕の頬がさ ....
桔梗の匂いです
ほんのりぼかした地平線は
花のうねりが続いています
その上をすべる
乳白色 あおい月
輪郭はまだうすい
夜はさらさら
風はさやさや
月は花の ....
波打ち際で
砂に埋もれかけた
木製の小舟が
少年の夢にたたき起こされ
夕映えに浮かぶ
かもめが船頭になって
赤く染まった海を進んでいく
静まりかえった海面に敷かれた
赤い絨毯は
....
ウヘヘウヘヘウヘ
ェーーーーーーーー
ウェッ
ドゥゥゥン
ウヘヘウヘヘウヘ
ウヘヘウヘヘウヘウヘ
ウヘウヘヘウヘ
ウヘヘウヘヘウヘウヘ
ドゥゥゥン
ェッェッ、ェッェ ....
僕達は歩いてやってきた。
今日、この瞬間を共有するために。
ラジオからは素敵な音楽が流れていた。
ジョンレノンが歌ってる。imaginだ。
小さなポータブルラジオを囲んで、みんな泣いていた。
....
パンダコッタさんの自由詩おすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
双子の町
-
石瀬琳々
自由詩
10*
08-2-7
残響の鳴り止まない、あらゆる季節とその日々の中で/2
-
rabbitfighte ...
自由詩
9*
08-2-5
死んだアイツのことなんて、どうでもいいと思っていた
-
わら
自由詩
29*
08-1-24
静けさの中の
-
石畑由紀 ...
自由詩
8*
08-1-16
siberia
-
しもつき ...
自由詩
39
07-12-8
出来るのなら
-
乱太郎
自由詩
28*
07-10-21
月は花の海を漕ぎながら
-
石瀬琳々
自由詩
25*
07-10-16
小舟
-
乱太郎
自由詩
26*
07-9-21
ウヘ
-
rabbitfighte ...
自由詩
2*
07-9-8
あらゆる方向に無限大
-
rabbitfighte ...
自由詩
10*
07-6-17