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蹈鞴川

それが、何処の、監獄の壁から吹きつけてくる風なのか、
匂いなのか、鉞の一閃なのか、夢は深海の泥土に塗り潰されていて、
傷のように甘い、一瞬の移ろいをへて、妹が何度でも私の、
 ....
新幹線で夜を抜ける

街の明かりはゆっくりと

夜は星のようなところだ


見落としてもいいよ

きみにおかまいなし

生活がそこにはある


新幹線で夜を抜ける

街 ....
 それは5年間に起きた出来事
 たとえば私にとっての27才からの5年間は
 少し人生を棒に振るような生き方をした
 驚くような世界をいくつか知って
 感情に呑まれて行方がわからなく ....
ふたりでならんで

小鳥のようにねむった

特快にのりかえず

快速のままそうした

これからおたがい

別々の仕事場にむかうわけで

相方はアポイントに間に合うのか

俺 ....
さー さー さー さー


大きな幹を辿って見上げると
高い高い所で
葉っぱが風に揺られて擦り合っているのだった

庇と庇の間のわずかな空間を抜けて
この木は人々に囲まれ ....
刈り入れ、葉、枯れ

わたしたち。   

貧窮は カタカタ  呼ばわる
明るさについて。

茎が折れ、そのあたりを、
嗅ぐ。     鼻孔、ひらき、
足も萎え、
何度もなぐられた ....
鴫澤初音さんの自由詩おすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蹈鞴川- るか自由詩707-12-17
夜は星のようなところ- 吉岡ペペ ...自由詩307-12-12
とおい時代- 九谷夏紀自由詩107-12-11
東京- 吉岡ペペ ...自由詩307-12-11
- 九谷夏紀自由詩207-11-3
麦畑- るか自由詩27+05-7-18

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