すべてのおすすめ
泣くのを我慢して笑うことにも疲れ果て
ひと知れず声を上げて泣くことにも疲れ果て
取り繕って生きることさえも
もう何もかんもに疲れ果て
それでも それでも
誰かに自分の弱さを見 ....
一晩中酔い潰れて目覚めた朝は
自分の愚かさが今更ながらに解ってしまって
ただただ 君のやさしさに甘えてしまう
ゴメンよ もう少し強くならなくちゃね
自分の生活にひと時も安らげずにいた
云いた ....
勢いがいいのは
いつも最初だけだったね
帰りは決まってショボクレ犬
夕陽の下で泣いてたね
明日はどんな顔をして
ボクを待っているだろう
やさしく微笑んでるかな
それとも 怒って殴られるかな
ボクはどんな顔をして
君に会いに行けるだろう
おどけたピエロかな
それとも 淋 ....
一体どうしたらいいっていうんだ
面接行ってもことごとくダメで
鬱も治ってるんだか治ってないんだか
よくわからないし
一体どうしたらいいっていうんだ
解らないから聞いてるんじゃないか
解らな ....
君の声を聞かなくなってから
もう何年過ぎただろう
君のにおいのしないここでなら
忘れることができるのかな
本当に云いたいことは
いつだって
喉の奥にひっからまったまんま
どんなに咳をしようが
首をトントンしようが
指をつっこんでみようが
一向にとれなくて
息をつくのもままならなくて
い ....
あなたの眼を見ていると
あたし 何にも云えなくなるよ
もうこれ以上 何も壊したくないから
大切にしたいもの 何もかも
壊してしまいたくないから
あたし ずっと怖かったんだ
いつかあなた ....
年末だっていうのに
部屋を大掃除する気にもなれず
やたらと浮かれ気分の
テレビを見る気にもなれず
かかってきた電話はきっと
夕方会う約束をしてた友人から
留守電にかわったとたん 聞 ....
こんなに幸福に笑っていられる時間が
なんだか少し 怖い気がするよ
明日になれば何もかもが
ウソに変わってしまいそうで
あなたがそばにいてくれる
今日が止まってしまったらいいのに
時が過ぎた ....
街の片隅で 捨て猫のように凍えているボクと
傷だらけの君の瞳の中に
同じ色彩が見えていたら
それはたぶん
愛と呼ぶのだろう
あとどれくらい風にさらされ続ければ
何も感じなくなるのだろう
あとどれくらい嘘を重ね続ければ
上手に笑えるようになるのだろう
もうとっくに馴れてきたつもりだった
好きな人がボ ....
毎日何もしないで家にいると
余計なことばかり考えてしまう
たとえば今日もまた
死にたい願望が表面化してきて
青い空がなんだか
何かしろしろと
ボクを攻め立てるから
だからなんだか
やた ....
泣きたい理由でもないのに ボロボロ涙がこぼれてる
悲しくもないのに 悲しい何かを探してる
退屈とため息と
嫌になるくらい静かな部屋に あたしはひとり
淋しい理由でもないのに ひとりではとて ....
誰かを救いたがってる自称詩人は
溺れかかっている誰かに
自らの手ではなく 詩を投げつけるので
いつだって誰も救えなくて
いつもいじけてばかりいる
自分のことしか書 ....
フワッと浮いて 空を遊び
パチンと弾けてそれっきり
後にはなにも残らない
僕が抱えている不安など
たぶん
そんなものなのかもしれない
雑踏に佇んで ひとりきりボクは
黄昏てく街の中に 君を探していた
メディアが君の不在理由を作り上げて
本当の君に 少しずつ影を落としてゆく
“また、どこかで会おう”
そう約束して君は消えた
....
とうとう三十歳になってしまいました
この歳になって鬱病になるとは
思ってもいませんでした
過去が追いかけてきて
私を捉えて離さないのです
こんなはずじゃなかったのに
こんなはずじゃ ....
人の悪口云ってはいけません
人に迷惑かけてはいけません
すぐに謝ってはいけません
意地を通してはいけません
愚痴をこぼしてはいけません
聞かされる人のことを考えなさい
人前で泣いてはいけま ....
今日も一日中パソコンの前に座り込んだまま
生まれもしない言葉を待ち続けて
何時間も何時間も白紙の画面とにらめっこしていた
こんなことに時間を費やしている場合なんかじゃ
ホントにホントはないんだ ....
小奇麗な言葉で曖昧にごまかすのには
もうほとほと 疲れてしまったから
そろそろ本当の話を始めましょうか
身もふたもない 本当の話を
忘れもしません
あれは私の保育園最後のお遊戯会 ....
夕焼け小焼けの鐘がなり
ひとつふたつ 影法師
迎えのかあさんの手にひかれ
明かり灯る夕食のもとへと帰ってく
ばいばい
さよなら
また明日
小さく小さく手をふって
やがて ....
思い出したくもない思い出なら
いくらでもあるわ
子供の頃はいつも
両親はけんかばかり
私にも手をあげたわ
醤油の瓶をなげつけられて
失明しかけたこともあるわ
いまは一人暮らししてるけど
....
風よ お前は自由でありながら
いつも居場所をかえているね
風よ お前は気まぐれでありながら
時々 やさしさをくれるね
風よ お前は孤独でありながら
ふと 誰かの傍で寄り添っているね
風 ....
誰かを救いたがってる自称詩人は
溺れかかっている誰かに
自らの手ではなく 詩を投げつけるので
いつだって誰も救えなくて
いつもいじけてばかりいる
自分のことしか書 ....
窓を開けると
外はさめざめと
雨降り
灰色の空と 灰色の空気が
僕の部屋の中に充満していく
僕は なんだかまた
例の不安の波が押し寄せてきているらしく
なんだかまた 泣きべそかきそ ....
たまねぎを切るときは
目にしみてしょうがないけど
ちょっとガスコンロを点火してやるだけで
涙が出にくくなるように
ふきんを使っても 輪ゴムを巻いても
固くて開けられない瓶のふたが
....
僕はどうして生まれたのでしょうか
どうして 生きているのでしょうか
僕がいることで
一体誰が喜んでいるのでしょうか
僕が生きて ....
古いレコードを聴いていた
早春の雨が 窓辺を濡らすこんな夜
がらんどうの部屋の中
響き渡るジャニスの声
君がとても愛した曲
理由がわからないといって
怒らせたこともあった
....
どうでもいいけど その靴左右反対だよ
どうでもいいけど そのTシャツ裏側だよ
どうでもいいけど 哀しいことが多い気がするよ
どうでもいいけど 何も出来ないことが
くやしくってたまらないよ
ど ....
妖刀紅桜さんの涙(ルイ)さんおすすめリスト
(31)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
呼吸困難
-
涙(ルイ ...
自由詩
2*
07-12-22
どうしようもない朝に
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-22
影法師
-
涙(ルイ ...
自由詩
2*
07-12-19
待ち人
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-17
みんな去ってしまった
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-17
元気ですか
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-16
思い詰まりの失言症
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-16
凍りついた瞳
-
涙(ルイ ...
自由詩
2*
07-12-15
12月某日、ある曇った日の夕暮れ時
-
涙(ルイ ...
自由詩
4*
07-12-14
ひとりぼっちの風
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-14
共通項
-
涙(ルイ ...
自由詩
4*
07-12-14
りぴーと
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-13
たとえばこんな底冷えのする12月のある日
-
涙(ルイ ...
自由詩
4*
07-12-12
本当はもう_とっくに気づいているんだろう
-
涙(ルイ ...
自由詩
2*
07-12-11
自称詩人
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-11
不透明な無色
-
涙(ルイ ...
自由詩
2*
07-12-10
黄昏てく街の中で
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-10
三十路小唄
-
涙(ルイ ...
自由詩
2*
07-12-8
自分を責めるのが得意な女による自分を慰めるのが下手な女のため ...
-
涙(ルイ ...
自由詩
2+*
07-12-7
生活
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-6
突き刺さった破片はそう簡単に抜けそうにない
-
涙(ルイ ...
自由詩
2*
07-12-5
待ちぼうけ
-
涙(ルイ ...
自由詩
3*
07-12-4
人生ってなんだろね
-
涙(ルイ ...
自由詩
3*
07-12-3
風よ
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-2
自称詩人
-
涙(ルイ ...
自由詩
1*
07-12-1
寝覚めの悪い日曜日、午前6時
-
涙(ルイ ...
自由詩
3*
07-12-1
ぽたぽた焼き
-
涙(ルイ ...
自由詩
3+*
07-11-29
自問無答の詩
-
涙(ルイ ...
自由詩
5*
07-11-28
古いレコードを聴いていた
-
涙(ルイ ...
自由詩
2*
07-11-27
僕を見つけてくれませんか
-
涙(ルイ ...
自由詩
4*
07-11-25
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する