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どろりと濁った沈黙は
息苦しい熱を孕んでいる
ぽつりぽつりと見えるのは
白々しい墓標の群れ

太陽の乱反射が突き刺さる
コンクリートがぶすぶすと音を立てる
それは悲鳴に似ていた
 ....
乾いた草が舌の上を這い
取り出せずに残ったものが
息を潜めてうずくまる
理解している
彼らはやがてそこで死ぬ

指先にこの身体を切り開くちからがあったなら
腐敗を免れたかもしれな ....
beebeeさんのゆえさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
墓標- ゆえ自由詩3*11-6-25
残滓- ゆえ自由詩3*11-6-24

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