すべてのおすすめ
優しい光が降り注ぐ
穏やかに晴れた休日の午後は
微風に吹かれながら
静かに死にたいと思う
毎日が死に続けていて
こころはこんなにも穢れているのに
姿は透明のままで誰の瞳にも映らない
....
吸いかけのタバコを灰皿に残したまま
別のタバコに火を点けてしまう
もう何杯目かは
忘れた
三半規管がサボりだして
その加速が止められないまま
もう上手く歩けるような気がしない
別に酔 ....
疲れ果てて
色褪せた
繁華街の朝を通り抜け
ガラガラの電車の
ドアのすぐ側の席に座り
手すりに頭を預けたまま
揺られる
満員電車とすれ違うたび
何かが足りないような
そ ....
午後からは雨がやんだ
小鳥のさえずりを聴き
その翼を懐かしく思う
雨上がりの空に架かる
あの虹の向こう側には
僕の両親が住んでいる
会いに行く途中の道で
水たまりで溺れる魚が ....
beebeeさんの皆月 零胤さんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
透明人間
-
皆月 零 ...
自由詩
11
08-10-18
泥酔する三半規管
-
皆月 零 ...
自由詩
9*
08-10-8
夏の終わりという駅で
-
皆月 零 ...
自由詩
18*
08-9-3
溺れる魚
-
皆月 零 ...
自由詩
21*
08-8-9
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する