{引用=



きみに咲く色を今日も決められず温い水に絵具を流した


六時から弾けた部屋の真ん中でわたしもラジオも終わりを待ってる


利き手から最短距離で触ろうとしているきみ ....
この星が記憶している夕立はどこか寂しいイメージでした
チェルシーのコーヒー味を選ぶのは僕じゃなく君だってストーリー
ささやいて ( (痛いの、痛いの、翔んでゆけ) ) 柘榴の夕暮れ滴るように 後悔を/森の奥へと歴史学のような眼差しで引いていく人

スコップを置き去りにした砂場から カイワレの芽が伸びてきました。

透ける陽のメトロノームを記録して/耳鳴りの止まぬ夜を綴じ込む//
 ....
点滅を
毛嫌いするあなたに
会いたくない日曜日には
煙が遠くなびいて消える


うそです、
と笑っても
ほころばないこの摂理を
なぞるのが下手だったね
記号じゃなくて疎通がほし ....
いまもなお ビッグバンより続いてる
連鎖する水 連鎖する青


ナース服
肌から消えるアルコール
採血針を通過する赤


引っ越しを繰り返すたび立つ鳥の姿に自分重ねて変わる


 ....
感受性は
時に
人を殺す
温度になる

プラスチックケースの中に
俺の夢はないよ
薄いブラウスの中にも
俺の愛はないよ

スリーピースのあいつらは
ギターの中に押し込んだ
強盗 ....
名前など 関係ないわ 字があれば
あなたの想い 伝わればいい

匂いとか 囁く声も 二次元で
横スクロール 上には行けない

なんとなく ただなんとなく なんとなく
ああなんとなく なん ....
高速の高架と高架の間より降り来る雨を見上げてをりぬ (ピンポーン ピンポーン)


「 おはよーございます。ジェイ・オー・シーです。」

なんすか? 朝もはよから


「 北大路京介さん、おはようございます。オリンピック委員会です。 ....
夕焼けの色 頬に下さい



過熱する愛を雪で形造るその身焦がして融けてゆく君

絡み合う糸は指で解けなくて もがけばさらに絡まってゆく

巻き髪を指で遊びくちづける君のおもちゃにな ....
中東にバーレーンっていう国あるやん
「タイン」はアラビア語で、祭りみたいな意味やねん
発音としては「バハレインテイン」のほうが近いかなぁ

紀元前からチョコレートに似たようなもんはあったん ....
血管の透けた腕で宙を掻く
昼だって夜だって迷子のままで
叫び疲れて後はもう誰かの掃除を待つだけ
そいつに頭が均されても別になんとも思わない

白けた夢の端っこで小人が踊っている
 ....
星は星に座って
星を広げた
片手で星をすすりながら
遠くの星で、星たちが殺し合うのを知った
星の上に、ひとしずく星が流れた
空に散って 風に舞った
遠くなればなるほど
小さな星は小さ ....
打ちのめす
あなたの言葉聴いている

知らん顔して
咲いてる白梅
このまま
情熱の波に
乗って

それとも

あなたに会いたい

深い深い
紫色の夢

あなたは
夢にさえ
出てこない
肩すくめ震えながら来る君の寝癖の髪に落ちる初雪


珍しく愛を欲しがる駄々っ子に握りつぶされこぼれたい骨

呼吸止め君待つその一瞬 壊れたいより壊したい衝動

なめらかな君の胸に耳寄せる ....
二十四時間前に流れ落ちた涙がそのままである

冬であるがゆえに
あのひとの
ことばが

こころに
模様を作っていく

雨の模様のように
消えることはなく


それは
深く沈んで

わたしのなにかを
形づくってゆく
乱視の僕の世界
蝿のざわめく青空
蟻のうごめくアスファルト
猫の舌の様に泣いてみた

懺悔はトイレで吐くのがエチケットで
飛ぶ鳥が落ちるのを願うのが祈りで
神様は武装して何処へ?
子供 ....
昔より少しやわらかい指で 
通勤バスの「降車ボタン」を 
押すようになった 

力むでもなく 
緩むでもなく 
ほどよい緊張で 
ともにすごす
誰かとの間にたゆたう 
絆の糸を結べる ....
無人島にひとつだけ持っていくなら あたしのことを嫌いなあなたを





忘れてた振りしてポケットの毛糸でできたそれを純愛と呼ぼう



ドーナツを食べたあとのくちびるに積 ....
さまよっている
無数の
点のような光
つなぐ
糸も簡単にほどいた

前に進んでも
後ろへ下がる
エスカレーター逆走中
あなたの心に迫る拳銃
打ち落としてあげる

埋葬されて ....
おいで

全部渡さないけど

全部あげるから
のこさねばいけない
のこしたい
そういうものは
ほんとにあるか

それを探すために
何度も走った

消したいものは
幾つもあった
それを吐き出す
爆発力だけは
だれにも負けない ....
青空にぶらさがっていた天使が地上に降りて
ポケットのなかでふるえている
半端にちぎられたコードは宙ぶらりんで
青白い声だけが、あまねくさまよう
電気信号は、いつだって正しい
素早く、正確に、 ....
両手を回した程の
ちいさな宇宙です
貴方の肺は未だ酸素のあじを
知らないのです

ゆっくり不安定に自転を反し
頬に感ずる微熱の
耳に展がる音色の

ゆめを
見るのでしょうか
朧ろ ....
あなたと その周辺を分解し
組み立てなおし 恒星のことばで
したためて 郵便受けに
ほうりこんだが 返事がない
いや たぶん絶対に こない
書けない言葉の奥の
足りない夕日の中に
今も聞こえている風景がある

諦めたその視線に映る手のひらと
日々表情を変えていく ベランダの空

懐かしむかわりに そっと靴を履く
今の僕らな ....
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