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雨に濡れた明朝体のような
あなたのてのひらで
さやさやと海をやどす桃の実と
どこからか
うちよせる
まひるまの
葬列
泳げないわたしのために
あなたが桃にナイフを入れるたび
....
この街はひとつの詩篇しずやかに置手紙のような息を吐くひと
光さす野をひたすらにゆくがいい、君、セルリアンブルーの尾びれ
湯豆腐を崩さぬようにくずしつつ星の底までゆきたいと言う
....
夏野雨さんの萩野なつみさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
葬列
-
萩野なつ ...
自由詩
15
10-12-10
風紋/夏
-
萩野なつ ...
短歌
11
10-8-23
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