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かたむいた町で
雨が上がった
置いたままにした眼鏡は
片方曇っている

路地は揺れている
西日が真っすぐ射して
どの鳥も
からすに見える

門柱には
チョークで落書きがしてある
 ....
三月にリセットかけて天気予報シーズン最後の雪が降ります

電車内つよく窓を打ち時折光る座席のひとよ気づけ第一話に

ずぶ濡れで風邪をひかない春が来て着のみ着のまま傘も差さずに

水たまり段 ....
階段は夜よりも昼のほうが暗かった、上下左
右に伸びた立体駐車場が、がりがりと音を立
て始めている、埃のかたちをした日差しは鉄
柵で刻まれて、誰もが忍者かシマウマのよう
なシルエットになっていた ....
夏野雨さんの月見里司さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
だいだいの中を- 月見里司自由詩308-7-19
【短歌祭参加作品】あめふりのひに- 月見里司短歌208-3-19
十二月の階段- 月見里司自由詩508-3-17

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