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あの、ね

　　君の語りの中にはいつも海があって
　　壊れた砂時計が海岸線を塗りつぶしている
　　波はいつの間にか言葉になって
　　こだまする、喉の奥

赤いうさぎを抱いた少　.... 探していた
おだやかな光を
逢いたかった
カンヴァスを破って

手を、そっと
輪郭のない夜だから
影もなくて
震えを数えていないと
ここがサヨナラになる気がした

風の硝子越しに　....
鴎田あきさんのRin Kさんおすすめリスト（2）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あの、ね- Rin K自由詩38*08-4-26
雪彩画- Rin K自由詩30*08-1-24
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