すべてのおすすめ
まよなか
くらやみの中から線路が延びている
金属のレールの上に耳を触れると
同じ路線の上を歩く子供の足音が遠くに聞こえる
もう帰らない
もう帰らない
稲穂が風にしなう
線路か ....
1.
ひとりの旅人と行き逢った。夕焼けのきれいな日で、
暗くなりはじめた道を鮮やかな赤色がずっと染めてい
た。道端の小さな岩に腰掛けて、旅人の勧めてくれた
煙草を吸いながら少しずつ話をする。巡 ....
榊 慧さんのUtakataさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まよなか- Utakata自由詩408-2-11
星の子供たち- Utakata自由詩407-10-31

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する