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ちいさな舟が夜の海をゆく
破れた帆にわずかな風をうけて

帆柱には古ぼけたカンテラ
光はにぶいが少しあたたかい

月のない夜だから
真っ暗の水面は永遠みたい

とじこめられているのか ....
石ころになりたかったんです
道のはしっこで
誰の目にもとまらないように
ときどき蹴飛ばされても
誰のことも恨まないような
ちいさな石ころになりたかったんです

たいせつな物は思い出の中に ....
瀬田行生さんのあまねさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幻夜航- あまね自由詩1325-2-27
石ころ- あまね自由詩14*25-2-5

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