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三日後にわたしは
三十三年間着ていたわたしを脱いで
風の衣を着るだろう
その時世界の何処かに響く
あの産声が
聞こえて来る
その時空から降る
透けた掌と差しのべるこ ....
ガラス窓の外にはすでに
手の届かない場所に{ルビ向日葵=ひまわり}が
ほほえみを 風にくずして ゆれている
若き日のひとすじな愛の光を
遠い昔へ葬った者の
{ルビ濁=にご}った瞳に消える ....
つきのいし.さんの服部 剛さんおすすめリスト
(2)
タイトル
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カテゴリ
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日付
風の衣_
-
服部 剛
自由詩
20
08-7-8
遠ざかる、向日葵の花
-
服部 剛
自由詩
4*
05-9-2
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