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もっと言葉に まみれよう
ぼくらは いのちが
水から うまれた道を
混沌と清純をつらぬいて
原初の呼吸まで さかのぼる魚です
星を なくして
みすぼらしいまま
たおれるたびに 砂をつかんで
たちあがる はてしのない
夢のなかに いるとしたら 
死んでいたのに
旅人が きまって ここで
小便をするもんだから
芽をさまし 他人の木に
花をつけて しまった
月のおもてを みがいたのは
ウサギではありません
神さまに供える詩を たべてしまい
途方にくれているのも
ウサギではありません
紙の船 砂に
海を ひらいて 進め
ためらうな そうしなければ
みえない ものばかりを
愛したからには
谷の底に静かな村がある
昼の光が色あせて
働く人たちが 夢もみず
疲労のなかに眠ると
月と星が そこから昇る
はだかだと つい
においを かいで
おもわず からみあい
いっしんどうたいで 
おれまがったりします
スペースシャトルの打ち上げが映っていた
アトムや鉄人28号の時代から ずいぶん経っているのに
いまどきロケット噴射とは なんて野蛮なイメージだろう
ぼくは未来からきた人のように かんがいぶかく
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つきのいし.さんのみつべえさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そろもん(歴史的現在の話)- みつべえ自由詩706-5-31
そろもん(疑惑の話)- みつべえ自由詩506-4-30
そろもん(復活の話)- みつべえ自由詩505-12-16
そろもん(十五夜の話)- みつべえ自由詩805-9-18
そろもん(航海の話)- みつべえ自由詩705-8-26
そろもん(静かな村の話)- みつべえ自由詩605-8-13
そろもん(あの話)- みつべえ自由詩805-7-31
そろもん(映像の話)- みつべえ自由詩905-7-27

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