すべてのおすすめ
仮にきみが
一生をかけて消してまわったとして
世界中で便所の落書きは増え続け
子供たちは世界をほんの一瞬憎むだろう

そしてきみはいつか迎合する
つまり
悪意にみちた世界
世界は悪意に ....
尺八教室だらけの町角に
篳篥吹きの俺はたたずみ
懐中に残る金高を数えて
明日からの暮らしを慮った
パンティーストッキングは本当にすばらしいなあ!
パンティーストッキングは本当にあたたかいなあ!
うわごとのように繰り返す君はもう駄目なんだね
白い病室のベッドに縛り付けられた君はもう駄目なんだね ....
富士山麓の天然水を飲んだ後
私の体内で生成されたる尿を
君は汚水と言い張るつもりかね
そんな事を言ったら逮捕されるから
私は絶対に言いやしないけれどね
でも君は実際のところどう思う
汚水な ....
くたびれた顔でうつむき
若さが足りないと呟く君の
その横顔に7歳と書いてあげたら
恥ずかしそうにはにかんだ君に
何か鈍器のような物で殴打された
尺取り虫のような動きの君は見たくないから
僕は金輪際君にそういう体操を強いたりはしない
僕らの関係はもっと健全であるべきだから
僕は金輪際君にそういう体操を強いたりはしない
それだけわかってく ....
子供達が非常に嬉しそうなクリスマス
恋人たちが非常に楽しそうなクリスマス
彼らの喜ぶ顔が見たいから
私は今日も七面鳥を殺して返り血を浴びる
拭っても拭っても血の匂いが取れないんです
奥さん  ....
ペンネが路上に転がっている
曇天の下無数の人差し指がペンネをいじくっている
塗炭ばりの工場の前で独楽を回す少年
しまい忘れた風鈴が金平糖のような音を立てている
少年は緑色の独楽を得意げに空中に ....
食い入るように
みつめた
新宿のあの店の
ように

ように


くだらない
あの

おく

人を搔き分け
泳いだ
手の

とどく
範囲




も ....
あの人は、なぜ孤独を感じないのだろうか
空を埋め尽くすほど広がる楕円形の雲が
優雅に進む鯨の群れのように見えた


しばらく人とは会えない
門番の役目は
乳白色の雲と
深く厳しく断絶さ ....
お父さんが忘れていった弁当箱を
お父さんの働くベーコン工場に
持って行くことになったボビーくん。
目立つようにとお母さんから真っ赤な帽子を被せられたけど、
工場の中は機械だらけで、やっぱり迷っ ....
御社の最先端の遺伝子工学で
貝柱を持つカスタネットを開発したいです
言い終えたあと両手で顔を覆いました
面接でとうとう打ち明けてしまったボクの夢
しかし指の間から見えてきたのは
面接官の方々 ....
宇宙の本とか見ていると
詩だとしか思えない言葉があります
著者氏にはおそらく
これっぽちもそのつもりがなくても

Can you see it ?!
おまえたち見えてるかと
飛び込んでき ....
海の仕事に憧れる、
俺は初恋を望みます。






女子高生の、
紺のハイソックスの
それで隠しきれなかった
スカートの下

不思議な気持ちで
目線を上げて ....
あなたの
果てのない恐怖と感謝がいりまじって
心臓がいきむ


マーブルな固形炭水化物をかじっている
泥の中や渋谷の109前で
白目をむいている健常者たち
瞳孔の開いたパリサイ人やマン ....
空を見る人に詩はいらない
ほんとうに
空を見る人には

月日星の巡りや
吹く風のわけを思う人には


咲く花を知っている人も
詩を欲しがらない

花が咲くということの意味を
ほ ....
天井の電球をひねるために相応しい
高さにまで積まれた
人一人の半生の記録集から
無雑作に選んだ一冊を
うすい指腹で繰ってゆく
健康な子どもに絵本を読み聞かす
古めかしい速度で


い ....
街中でトイレを探していて
コンビニよりも近くに公園があって
なにやら小奇麗な
新築されたばかりらしい小さな建物

飛び込んで間に合ったまでは良かったが
出るときになって気がついた
「詩人 ....
閉じたまぶたの裏側
流行のカフェ
野球場
交差点
カーテンを開けて見た窓枠の景色
ピースサインの谷間

病院の待合室
えこなはいつも、私を待ち伏せるかの様にそこにいた

えこなはそ ....
私がえこなに出会ったのは18の冬だった
牛乳を初めて飲んだのよりは後のことだった

えこなは黄色いかばんを肩から提げていた
中から500mlの紙パック容器を取り出し
水をここに入れてくれない ....
日本語を趣味にするなら趣味として
対象は正しく愛玩しましょう

全ての言語が誰かの母語であることを
忘れないで欲しいのです

日本語は美しいと
容易く
あまりにもお気楽に口にしてしまう ....
アスファルトには干からびた雛の死骸
散水の終わったテラスでは
欠けた樋から不規則に水が漏る
深爪の指を舐め
ただそれらを見下ろしている

穏やかな午後だ
路傍に転がる石ころのように
 ....
世界中のお偉いさんが集まって
金の話してた時の事を書こうとしてやめた
別に誰もデモ隊の言いたかった事も知らないし
知ったってどうせ大した事言ってないんだし
結局は彼らも資本主義があったから生き ....
ゴルフクラブをグラブと言い間違えたことがあって
それを今調べていたんですけど
ゴルフクラブのことをグラブって呼んでもいいみたいで
なんだか安心しました
ゴルフクラブって言っちゃうと
ゴルフ倶 ....
俺の愛情から逃げ出した女が
売れない写真家と結婚して落ちぶれ
生活の為に出演したアダルトビデオを
利根川の河川敷で拾得して切なかった
俺の愛情から逃げ出した女は
局部に粒子加速砲を仕込んで
 ....
拳銃を手に入れられてよかったね
拳銃を入手出来て本当によかったね
おめでとう 心からおめでとう
ライフラインに復旧の目処がついたから
僕はもう次の電車に乗って自宅に帰るよ
君は自分では知らな ....
街灯は白んで路地を見下ろす
檻の中で眠るよりも
コンクリートに背を預けて

何度指を切ったか忘れた
さみしくない
かなしくない
別に嬉しくもないが
手を叩く
子供みたいに

空白 ....
最近は気候がいいせいか
調子がいいみたい




うん
嘘です
実家に帰ってます

これも嘘です






週7日勤務して
金曜なのか火曜なのか分からない
1人 ....
私だってムカつくことくらいあるよ
いつだって泣き出したいもの

いくら神様を信じていたって
いくらきれいなものが好きだからって
現実、そんなこと言ってらんないでしょ

だから諦めることに ....
あかん。

あかんあかん、
あかんかんかんかんかん



わたしはもう現実を直視できません

このままではだめになるので

なんでもいいので

ぶちこんでください

でき ....
鎖骨さんの自由詩おすすめリスト(477)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゴー- udegeuneru自由詩309-12-9
- セガール ...自由詩309-12-5
帯革- セガール ...自由詩509-12-5
罪状認否- セガール ...自由詩209-12-4
ヤング- セガール ...自由詩309-12-4
残念- セガール ...自由詩209-12-3
クリスマスの日- セガール ...自由詩509-12-3
思春期- しめじ自由詩209-11-26
おく- 佐藤伊織自由詩109-11-21
漂白の意図- 相田 九 ...自由詩409-11-7
工場見学- オノ自由詩509-11-3
三次面接- サトタロ自由詩709-10-30
おまえたち見えてるか- 小池房枝自由詩7*09-10-14
(…死んでしまえ。)- 榊 慧自由詩1109-10-10
10月にうまれる子供- モリマサ ...自由詩1009-10-5
詩の中のかわず- 小池房枝自由詩509-10-4
「わたし」の日記- かいぶつ自由詩9+09-10-4
オクトパス・ガーデニング_詩人公衆便所- 海里自由詩6+*09-10-3
えこながいた- 人 さわ ...自由詩609-10-2
えこなとの出会い- 人 さわ ...自由詩209-10-2
傀儡使い師たち/愛される権利- 海里自由詩109-9-29
カドミウムイエロー- ゆえづ自由詩7*09-9-29
- 虹村 凌自由詩5*09-9-28
とあるアジアンカフェからの招待状- 相田 九 ...自由詩2*09-9-28
愛別離苦- セガール ...自由詩409-9-20
やさしい俺- セガール ...自由詩109-9-20
九月の獣- アオゾラ ...自由詩1009-9-20
木綿のパンティー- udegeuneru自由詩109-9-14
新しい宗教- ゆりあ自由詩9+*09-9-14
ヴァジュラエッジ- udegeuneru自由詩209-9-7

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