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詩には詩の体裁があり形式がある。散文詩など例外もあるが、詩とは行分けの韻文であり、韻律を重んじるリズム感や音感をもつ文体のことである。広辞苑で〈詩〉の項をみると「風景、人事など一切の事物について起こ ....
蘇生のイキをするように
そっと虚空に
言葉をはなったとき
言葉はすぐにちりぢりになってきえた
あの日の
あの青空には
二度とであえはしない
....
棚が倒れて割れた窓ガラスや試験管
フラスコやビーカーが床に散乱している
海水に浸された真綿が入るシャーレが傾いて静まっている
実験室の椅子にすわるかれの顔をおぼえていない
....
富永太郎という詩人を知ったのは、わたしが詩を書き始め、相前後して中原中也を知った時期とパラレルな関係にある。実際、中也がその生地に記念館ができるほど人口に膾炙されることがなかったなら富永は、おそらく ....
光に目を凝らすと
色彩が失われ
あらゆるカタチはこわれている
ひとつの塊にしかみえなくなっている
蠢くものの姿がみえない
ほかと選別できないから言葉がうかびあがら ....
白紙の畑がひろがっている
一本道をゆく
と、ポツンと
巨大なショッピングセンターがある
集合住宅のコンクリート塊が墓標のように、山塊のように建っている
そんな
....
N.K.さんの石川敬大さんおすすめリスト
(6)
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辺見庸『眼の海』を読む
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石川敬大
散文(批評 ...
11*
12-3-19
失語症から
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石川敬大
自由詩
22
12-1-23
廃校に立つ未来の子どもたちに
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石川敬大
自由詩
19*
11-4-2
【批評祭参加作品】近代詩へのリンク_ー富永太郎試論ー
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石川敬大
散文(批評 ...
7*
11-3-5
ピアノ協奏曲「月光」
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石川敬大
自由詩
21
10-8-28
轍は白いミミズ腫れで_ーー作家Tに
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石川敬大
自由詩
12
10-6-30
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