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水溶性の喧騒に混じり入る
マーブル状の
夜の鳴き声

脈が終わって、それでもなお
時は余る




疎林のまばらを
記憶で埋める
蔓はどこまでも
遠く伸び

驟雨 ....
気づいたときには、わたしが
わたしという輪郭に 縫いしろを足して
日常から切りとられていた
景色はいつも、ひどく透明なので
ふりかえっても もう
戻るべき箇所を、確かめることができない ....
N.K.さんの望月 ゆきさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
輪廻する、夏- 望月 ゆ ...自由詩12*09-4-3
運針の、記憶- 望月 ゆ ...自由詩41*08-7-28

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