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午後四時
青の上から
橙や赤や紅色が
塗り重ねられてゆくのを見ながら
大急ぎでベランダのシーツを取り込む
あのうつくしい仕事をしている人が
どんな人だかは知らないが
時折
ゆるめ ....
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朝
凍ったような青空の中を一艘の船が
西から東へ進んでゆくのを見た
おそらく西に沈んだ月を
東の定位置へ戻す船なのだろう
さざなみが白く航跡を描いて
航跡はそのまま雲になり
ま ....
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どういうわけかうちのごみぶくろだけ
いつもあけられてしまって
中身がまき散らされているの
ある日曜の朝
母が困惑顔で言ったとき
それはきっと妹を狙う肉食獣の仕業に違いない
とわた ....
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空が脱脂粉乳のように
薄く万遍なく引き延ばされてしろい日
うすぐらい部屋のなかで洗濯機を回している
色とりどりの洋服は不要になった皮膚のように
集められ濡らされ浮かんだり沈んだりし
渦 ....
N.K.さんの吉田ぐんじょうさんおすすめリスト
(4)
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日付
美術用品のある日常
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吉田ぐん ...
自由詩
33
11-2-21
褪せてゆく秋の或る一日
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吉田ぐん ...
自由詩
22
10-11-15
世の中がどんなに変化しても、人生は家族で始まり、家族で終わる
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吉田ぐん ...
自由詩
53+*
09-10-2
セプティエンブレ
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吉田ぐん ...
自由詩
14
09-9-29
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