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                        14 絵

なぜ
観覧車が少女のために
あれほど傷つき
苦しむのか
わからなかった
今でも
本当に理解できている自信
はない
そ ....
ぜったいにはなしちゃいけないって
ちいさいときから
なんどもいいきかされていたのに
ふときがつくと
てをはなしたあとだった
あわててまわりをみまわしても
ておくれだった
わたしのこと ....
じめんのあちこちに
ふかいあながあいていて
うっかりよそみをしていると
おっこちそうになる
ながいいとがそらからいくつもたれさがっていて
やくにたちそうもないものが
えんにちのくじびき ....
ぼくは
さびしい
っていうじょうたいがわからない
だからなにかがおこるたび
さびしいさびしい
っていって
みんなのはんのうをたしかめた
あるひとはとてもはらをたて
あるひとはまじめ ....
あたまのなかが
いやなきもちでいっぱいになって
ねこんでいると
みぎのみみから
たねがころがりおちた
いやいやにわにうえて
いやいやみずをやると
いやなはながさいて
たねがひとつで ....
くるしくて
くるしくて
もりのおくのいずみに
とうとうかなわなかった
ゆめをすてた
すると
はもんのまんなかから
きみょうなろうじんがあらわれて
あなたがおとしたのは
このわたし ....
                       きゃらめる 5

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  1

なにもみえない
から
こわいんじゃない
なにもみえる
はずがない
から
こわいんだ
 ....
まっ白い顔の人たちが
次々に現れては
好き勝手な方向に歩き去ってしまいます
しゃべり声と足音が混ざり合って
波のように強弱をくり返しながら
ホールを満たしています
柱にもたれて
目ま ....
とぷん

小石が水面をたたく音は
日ごとに高く
遠ざかっていく
あんなに彼方で
気泡がきらきら揺れている
自分が沈んでいるのだろうか
こんなに暗い
水かさが増しているのだろうか
 ....
涙をぬぐって
窓と枠のわずかなすき間を
テープで何重にもふさぐ
危なかった
もう少しで食い破られるところだった
鳥はどんな小さなすき間も見つけだして
部屋のなかに入ってくるから
声を ....
どうしても
ヒロコちゃんのくちびるが
ほしかったの

ピンクいろのふくを
たくさんてにいれたわ
ピンクいろのいえをたてたわ
おとうさんもおかあさんも
こいぬのリリも
ピンクいろに ....
※さんのアンテさんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- アンテ未詩・独白507-12-27
ことば- アンテ自由詩5*04-6-5
あなのそこ- アンテ自由詩9*04-5-28
さびしいきもち- アンテ自由詩8*04-5-22
いやなきもち- アンテ自由詩10*04-5-11
いずみ- アンテ自由詩7*04-3-20
きゃらめる_5- アンテ自由詩45*04-3-3
陶器- アンテ自由詩5*04-2-29
小石- アンテ自由詩7*04-1-9
黒い鳥- アンテ自由詩303-10-14
くちびる- アンテ自由詩203-9-26

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