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 白色の波形を目でなぞった
うねりは遠く
目を凝らすほど直線的に
街の始まりで折り込まれ
目には見えないまま続いていった
そんなように思う

ひとみに映らないものを見ること
地下鉄の座 ....
 太陽を解体した
 肉と光沢だった
 肉は森になり
 海と川は光沢から作られた

 太陽のあった場所は
 瞳に焼き付き
 ずっと円く光って照らした
 
 そういうものだっ ....
どんな町にお{ルビ囃子=はやし}が鳴り響いて
どんな町で葬列が連なってんのさ
僕は家へ帰る
青と黄色と黄緑のガラス窓が
なにかしらハンマーで叩き割られて
キリキリ、と
破片が落ちてゆく床に ....
はやい
から

きれて
とんでる
けしきが
ちかくの
草むら
なんて
もう
線だ
恐ろしいくらい
長い
線だ
空気が
固い
いま
どれだけ
もう
壁みたいで
い ....
だからたとえば犬のように
白黒でしかものが見えていなかったとしても
濃淡の薄れゆくところ
色彩の変わるところが
あたらしく欲求がなりかわるところで
ぼくが輪郭と呼んでいた ....
木屋 亞万さんの水町綜助さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初夏_そのようにとらえられない- 水町綜助自由詩609-4-16
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大通りに、投げる- 水町綜助自由詩15*07-10-1
- 水町綜助自由詩27*07-7-9
八月の輪郭- 水町綜助自由詩2807-7-7

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