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白雪に赤い水飴垂らす頃 あの子は少女と呼ばれていたか




目の前を振り子がとおる 催眠を 迂闊に噛んではいけない指が




灰皿の上に広がる砂景色 嬉しかったね、呼吸すること ....
机の引き出しのなか
右の白い封筒には
レポート用紙が五枚
三つ折りでたたみ込まれていて
真ん中の一枚が
初夏の居間、
線香の香りのように
鼻の奥に
ひびき
ねじれて
横たわっている ....
殿上 童さんの佐藤真夏さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
sorekkiri- 佐藤真夏短歌10*11-1-4
よわいほね- 佐藤真夏自由詩5*10-1-28

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