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「え?リーチなの?」
「うぉっふ」
「嘘だよ〜、またチョンボじゃないのぉ?」
「うぅぉふ」
「ほんと?今度チョンボだったら罰金だよ、モモンガ〜」
「そうだよ、そうだよ ....
新宿を追い越して夜が廻る
整頓された宇宙
小麦色のウサギを探すが
大抵は気の強いものに護られている
バッティングセンターからチンピラの声が聞こえる
宝石売りが乞食に餌をや ....
僕は生まれつき両足があります
歩くことを簡単だと感じていた
僕には生まれつき両手があります
名前を書き
ウタを描きます
何も持っていなくても良い
風に
遠くの ....
無知は孤独を理解できない
彼は言った
私にはただ、昨日のキスのように思える
暖かい気がして、いいえ、それは確かに暖かいのに
温もりは消された
振り返って、それからまた ....
右でびぃという感じが消えない
夜は寝過ぎたほどに
朝の曇り空が
重い球体になる
その右耳の雑音が
圧迫すれば圧迫するほど
集中神経の軍隊が
閲兵式の完璧さを加味する
そ ....
昨日の夜、ナポリタンを食べた
それは嘘です
本当はお豆腐を一丁食べて
日本酒を飲んだ
豆腐にライムとハーモニーを併せる
ギターに味噌汁とめざしで米を食う
....
兄弟達が助けを呼んでいる
僕は駆け出す
金持ちのようなダンスを踊る
止めて欲しい
この街でいつも孤独なアゲハチョウは風を浴びて天使を待つ僕の懐にいつも突然に
飛び込んでくるような錯覚 ....
「はい、みんな〜集まってください」
にゃ〜 にゃ〜
み〜
に〜に〜
「はい、みんな、そこに座ってね」
にゃ〜
「さて、では第二次水飲み場奪還作戦の布陣を発表します」
....
俺はここでマネばかりをしているやつらに中指を立てた
紙に墨で文字を書いていくと
真夜中にどんどん溢れ出ていって
覚醒し始める
気付くと消耗が激しくてまいるよ、オコーネル
戦争地帯 ....
その日僕は水溜りを歩いた
誰かの言葉でもう世界を見上げたり
水分を求めたりするのは止めようとしたんだけど
やっぱり僕は水溜りを歩いた
兄の居る戦争地帯へと
手紙を携えて
詩人よ戦う事が ....
「あれ、あれあれあえ!?あれ、モモンガーじゃね?」
「あ、ホントダー、モモンガーラ!フゲー!モモンハーフゲ!」
「ちょちょちょ、ちょっと、オコーネル、向こうから廻って、
....