命が輝きすぎて
あまりにも掌が汚いものに感じる

呼吸は
もっと尊かったはずだ
止まってしまった時計は
錆びてしまったドアノブ
と同じ
 
回しても 回しても
動くことはなくて
 
いつまでもそこから
進むことができない
 
 
未来も過去も超越した
イマ ....
玄関のチャイムが鳴ったので
仕方なく立ち上がろうとしたら
背中の上に
重たい鳥が
止まっていた

「どいてくれますか?」
黄色の羽根を
ぱたり、と閉じて
ずん、と居座る
「私は止ま ....
 
朝焼けに乾く唇噛み締めて君を待つてる息が白ずむ
 
 
ごんどらの唄を聞きたし二十八歳の夜更けに乙女に還れり
 
 
小指だけ繋ぐ初しさもどかしさつたはるならば今すぐにでも
 
 ....
 
産まれた時から
そこには あって
 
触れた感触などないのに
そこには あって
 
 
ちいさな
それはそう
とてもちいさな
 
 
溢れているよ

言うか言わまい ....
 
 
狼のように
ばっくりと口を開き
世界中の悲しみを吸い込めたら
どんなに平和だろうか
 
 
夏の夜に
ふと気づくと手元にある
一枚の折り紙は
すやすやと寝息を立てて掌にす ....
 
 
あなさびし、
って
三十回言うと
幸せになれるらしいよ
 
酷く輝いた瞳で言う君に
一抹の不安を抱えた僕は
言わなくていいよ

少年のように返した
 
別に言っても ....
極端に淀む視界の端に映った灰色ブラインド
希望の青 侵食されて
 
重くのしかかったそれ
全身で受け止めて
人間スクラップス
今日も頭痛が酷い
 
 
微かな音で始まった雨粒オーケス ....
放出された 夏の、
取り扱いをあやまった空から
束ねられた雨が落下する
世界はまだ、はっきりとした輪郭を持っていて
ぼくも きみも それを知らない 


ウィリー、ウィリー、
なぎ倒さ ....
今お腹蹴ったよ って言っていたのがまるで昨日みたい
時計の針の音が脈と重なって 僕を追い込んでいく
髪をかきあげたときだった 天使が舞い降りてくれた

おはよう

肌に触れた瞬間 抱き上げ ....
桃売りのおじさんが
店をたたみはじめた頃
空はグレー、
そのずっと先に
茜。

こちらに気がついたおじさんが
 最後だから、
 まけとくよ。
と言う。
桃の香りで酔っ払って ....
ひらひらと蝶と魚影に紙吹雪

風の支配 村人たちは生き戦

外した眼鏡を水田に蛙現れる

花多く残像にして這う稲妻

錆びるまで湖にすそひたす喪主

ミカの怒り裏返しに口だけ見え
 ....
 
別れ際バイバイ、手を振る
君のはじまりと僕の終わりを探す
一生懸命ハイウェイ、加速する
最高速はもっと
地底深くをライトスピード
 
待ってられない、誰かの足跡
を辿る旅、もう飽々 ....
プロフィール読んだら
すごく嫌いなタイプだけれど
言葉の使い方が上手いんで
ポイントあげます

いままで
まったく
こっちの作品には
ポイントを入れてくれてないけれど
描かれてる情景 ....
私はA
貴方はB
あの子はC

肌の色。瞳の色。国籍なんて
そんなもの

違いはたくさん
見つかるけれど

優劣なんてつけられない

この世界は無限に広がる
透明の辞書

 ....
ブロッコリーマンさんのおすすめリスト(114)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
始まり- ゆるこ携帯写真+ ...8*07-7-18
時計- 青井 茜自由詩3*07-7-18
ペズゥ- 小原あき自由詩32*07-7-17
恋せよ乙女- 黒子 恭短歌11*07-7-16
未熟児- 青井 茜自由詩8*07-7-15
かなしいうた- ゆるこ自由詩7*07-7-15
"あなさびし"- ゆるこ自由詩20*07-7-15
- にん げ ...自由詩1007-7-15
ウィリー、ウィリー、きみの名は、- 望月 ゆ ...自由詩44*07-7-14
君が初めて泣いた日- 蒼穹自由詩6*07-7-13
パラソル- もろ未詩・独白607-7-12
ファブリカハウ- 黒川排除 ...川柳907-7-8
イエローサブマリン- 仲本いす ...自由詩307-7-6
ポイントあげます- 北大路京 ...未詩・独白72+*07-5-29
アルファベット- 来夢自由詩2*04-2-29

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