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これは 泡なんですよ
基本的に 空気ですから
その中へ 飛び込むって事は パラシュートの浮き輪無しで飛行機から地面へ飛び降りる様な事だったとは気がつきませんでした
浮いて来ませんよ
上 ....
素足で夏を渡るよ
片足立ちの小石の上で足を擦る
渡り切れない小川の真ん中
一匹
木漏れ日をぬけて
羽根を濡らして 染めて
谷を越える
うなり始めた風
光に濡れながら
....
新緑
けやきの葉は太陽の陽をとらえきれず あたりを染める
ゆっくりと濃くなり
また 薄く変わって
芽吹きの痛みは 遠い記憶
君よ
新緑の明日を 君の森を走って行け
踏み出した ....
おっ 雪
景気は どうだい
見りゃあ分かるだーん
どかーんと絶好調よ
そうだな
まだ まだ
いや今日は もういいと思う
まだ まだあー
....
文句が有るなら言ってみろいいえ別にありません
お前の態度が気に食わない文句があるなら言ってみろ
いいえ今日は用事があるのでライン長様に文句なんて
我慢だ、足軽社員は我慢が命と心の叫び ....
目が合ったのさ
葉っぱの ちゃんちゃんこを着て
寒いのが来るぞって わいわい ざわざわ言わせながら 走って来たんだ
でも 目の前で一人が つまずいて
だから 分かったんだよ 赤いちゃ ....
見上げた灰色の空に
風が答えるように 霧雨をよび込む
屋根岩二峰
小さな張り出しの下にたどり着いても
漂う水滴から 逃げる事はできない
吸う息も 吐く息も
踏みしめ ....
焼酎を4分の1
大きな梅干を一つ
湯気をあげながら湯が
グラスに入れられていく
ひとくち飲む
タバコも 吸う
弟の話は陽気でたのしい
兄貴を面白おかしく
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通い始めて3年になる
それなのに まだ
一葉の詩も作れないでいる
多くの写真を撮り
数え切れない程の岩や石の曲線を紙に書いたりしたが
学も無く言葉も足りない 私には
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