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セミダブルベット

アルファベットは外に吹き出し
また自動とかかれた扉がひらき
道路ににぎやかに人混みが揺れ
飛ぶということについて考える
指を折りながら時間を値踏みし
白ビニール袋が後 ....
記憶は夕暮れていく
真っ青に染まり
帰る場所って
これは祈り
12階のベランダから地上を見てる
ナターシャ
得体の知れないものが
あたし達の体の中にある
悪意
諦め

脂肪
 ....
空気がむせかえる
ジャンクションを間違えてカーブしていくおもいきり
アクセルを踏み替えないで俺たちは加速して
絶対に追い抜けない霧もやの中を疾走する
あったかい罪を犯したかったの
サミッ ....
12階のベランダから地上を見る
得体の知れないものが
あたしたちの体の中にある
欲望
空気の中にみえない
何かが飛び交っている

悪意
諦め
執着
春を
夏を
秋を
冬を
 ....
顔のないつるっとした人たちがふいにに笑う声
風に巻き上がるコンビニ袋の不確かさで
枯れていく音があらゆる角度から無数にする
家と家のすきまでまぶたを閉じる
足元のアスファルトがめくれて ....
夜の空が皮膚のようにめくれていくのをみている
地平線に
ゆれている骨たちのあかり
ふさふさの影
それぞれのドアの鍵が存在する
接触したいだけの数の
不安と安心が
便器の中の ....
なまなましい透明な輪郭ばかりが
声をともなって底からわきあがってくる。
止めようと思ってもとまらない
体が、ふるえる、ふるえる。ふるえながら
私はあなたのゆびばかりをしゃぶった。
止まらない ....
ひかちゃんが
幸せになるか、不幸になるかわからないけど

きっと

自分にとっての幸せってなんだろう

って考えて
探求できる子にはなると思う。


って今日着た手紙には書いてあ ....
血のにじむ空をゆびでなぞる
なぞりながらする自慰の必然性で結わかれた髪の毛のリボンがほどけていく
地下鉄の券売機の中に吸い込まれていく札をみている
どこにいくんだろう
あたしはこれに乗っかって ....
泣きはらした様な空が
広がり
あたしのうちまたを
細い暖かい体液がまたながれて
玄関の先の土を濡らしてる
うすぎたない腕を
切れそうな糸のように伸ばし
母が若い稲のようにふさふさとゆれ
 ....
葉っぱたちのとがったきっさきをさっきから風がはげしくゆらして
じべたに並べられた各種弾頭のことを考える
雨上がりのひんやりとしたゼリーのような中を
ゆっくりと自由に空気を押しながら
あたしは記 ....
灰色
のカスがらせんにおりてくる
と同時にカラスがゴミ箱から食う物をうばい
尖った爪にマックの包みがひっかかり上がっていく
誰もいない閑散としたアーケードに音がすいこまれて
何も無 ....
軽いものからゆっくりと重力を失いながら空中に溶けていく
見えなくなっていく
オゾン層のところでオゾン層を破壊しながら
悪意が宇宙に滲みだすが
宇宙の方では自業自得くらいにもおもわない  ....
この水滴はなんだろう
風に混じりながらほそながくのびてゆく知らない子供のよだれ
常磐道
星をちりばめてする虫たちのセックスのしずかなマジさ加減にびびりながら
自転車の沈む前輪と後輪 ....
むしろ泣けた

ドンチャックかガンバどっちか
いやてゆーか全部
世界中が痛がゆい

ラスカルめいた上目遣いのおんなが見てる
見知った瞳孔が開いて

開ききって


あはは

 ....
いつかみんなに
ワイドショー用に用意されたコンフェッション



目的地まであと10分です


(母 世田谷区)

音声で表示されていく地図たち
がひろがって
信号待ちから動き ....
常磐道がおわると
首都高の入り口がこんでいて
道路はあたしたちをのせたまま不規則にぐらぐらとゆれ
アクセルをあさく何度もブレーキペダルと踏み変えながら
時間を値踏みし
その感覚のままクリスマ ....
12時

「もうなにもかもやめる」といいながら
見た事の無い男がキッチンに立っていて
重力の関係かすこしだけ勃起していた
わたしはリビングでまるくなって泣きながら
声でいろいろな嘘 ....
なんつーかこうこのフラットな光る画面の中を横切っていく情報のなかに含まれる暗号
みたいななものを切り取っていると
嘘をくっつけていいのかここにとか
これが本当の事だろうがこれが
みたいな
ど ....
月が

沈む




やけっぱちでアッパーな呪文で


東京湾へ流れ込む川の底のような
町をそのように歩き始める
僕たちは僕たちの位置を確認する
ニートフルな事情でぬるい現実 ....

ここに文章がおかれる事により
おこる作用
について考えなさい



コミュニケーション
というものによりそう脚力を我々は失いつつある
この問いに対する答えを
丸かバツで表示せ ....
濡れている地面を
数を数えながら一歩ずつはじいていく
はじくたびに足の裏がわから波紋がでてくる
地上という大きなかがみの湖にどこまでもひろがっていくどこまでも


やるかやられるかみたいな ....
祈りはオナニーじゃないんだからね
つごうのいいときだけ神様よびだして祈るママはまちがってる

と抗議するとき
私たちはママが自力でパートして取った免許で運転する自力でパートして現金で買ったマー ....
これ
おっぱいっていうんよ

ふるさとがぐっとちかよってくるようにおもう夕方
へええ
おっぱ?

ううん、おっぱい

おっぱい?

うんおっぱい



ふううん おっぱい ....
白山名代
コトバコ

2004年(一年間)
文京区白山JAZZ喫茶映画館
隔月(偶数月)
主催総責任者:安田さん
実行委員:サダアイカ/キキ/小夜/ユーリ/カメ/モリマサ公 計6人
許 ....
先週教室のみんなで飼っていた「リス」が死んだ
死んだというか「窓」から逃げたのだ
クルミを食べるときに動くほっぺや小さな歯
かごの中を走ったりしているときの爪のかりかりする音
たいそう人気者の ....
世界は鍵のないドアのようなものだ
君は今ほほえみという名前の粉ミルクをお湯で溶かしている
名前をよびたかったがわからない
せめてメルアドを教えてほしいというと語尾上げで「はあ?」と一瞥される
 ....
これは事故
あれは事故です
あたらしいニュースが
たおした液体みたいに
体をつたって地面へと
たいらにひろがっていく

戦争は反対です
これは平和

いけない事ばかり考える
マク ....
降り積もるものだ 
わたしたちは更新されていく 
みえているものがあきらかにぬりかえられていく色に
毎秒ごとに降り積もるものに 
くちびるを噛みながら凍り付いた湖の上をショートカットする
ト ....
「こんばんは今日も皆さんと一緒にポエトリーリーディングをたしなみたいとおもってやってまいりましたモリマサ公です。
 ひどい世の中ですね、傷ついた心を癒すため詩をかいても、書けば人を傷つける。そんな詩 ....
あおばさんのモリマサ公さんおすすめリスト(124)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
セミダブルベット- モリマサ ...自由詩1008-7-10
ナターシャ/モンスター再稿- モリマサ ...自由詩1008-7-10
コインロッカー- モリマサ ...自由詩12*08-7-6
モンスター- モリマサ ...自由詩16*08-7-3
ビスケットボール3- モリマサ ...自由詩1308-6-27
かなこ- モリマサ ...自由詩808-6-27
今村知晃- モリマサ ...自由詩23*08-6-23
未来- モリマサ ...自由詩3308-6-13
梅雨前線- モリマサ ...自由詩18+*08-6-4
スローターハウス7- モリマサ ...自由詩2508-5-27
夏至- モリマサ ...自由詩28*08-5-16
ヒカリ- モリマサ ...自由詩8+07-12-9
- モリマサ ...自由詩907-7-23
メガ- モリマサ ...自由詩1007-6-18
です- モリマサ ...未詩・独白307-5-11
アドバルーン_再稿- モリマサ ...自由詩1107-4-11
12月22日- モリマサ ...未詩・独白8+06-12-23
トレンディドラマ- モリマサ ...自由詩1306-12-10
詩とかについて- モリマサ ...散文(批評 ...606-10-30
ワン- モリマサ ...自由詩1406-9-10
10の質問- モリマサ ...散文(批評 ...806-8-11
アクアダイバー- モリマサ ...自由詩2406-7-31
父の日- モリマサ ...未詩・独白806-6-5
おっぱい- モリマサ ...自由詩506-5-26
コトバコについて- モリマサ ...散文(批評 ...9*06-5-9
オバケちゃんへ- モリマサ ...自由詩15*06-4-29
ワールドアパート- モリマサ ...自由詩6*06-3-3
JR西日本の事故についての詩- モリマサ ...自由詩15*06-2-15
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