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ひとつぶずつじぶんとおんなじ空間に砂利をつめたら動くだろうか



もししろい砂利が鍵ならぼくなどは鍵穴だらけのにんげんなのだ



陽が照って砂利のぼくらがわらうとき奥 ....
青い月が遠くから見ている
私たちを
真昼間の
ふとした瞬間
あらゆる雲がなくなって
夏にはニッコウキスゲが咲く
あの稜線があらわになって
その雪肌を見下ろすように青い月が
遠くの空の上 ....
あおばさんの黒田康之さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
八月「砂利」のおぼえ書- 黒田康之短歌210-8-9
新年詩二〇〇七- 黒田康之自由詩907-1-2

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