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水色に光るビルの群れを抜けると
松茸を抱へた妖精が待つてゐた
勿体ない喰ひ方をしやがつて

暑い陽に溶け出した妖精は
溝(どぶ)に落ちて汚水に混ざる
おれは秋刀魚が喰ひたくなつた
悠詩さんの蘆琴さんおすすめリスト(1)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
妖精- 蘆琴自由詩2+07-8-3

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