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またリストラしている会社の話題
先日した自分の会社の先もわからないけど
稼げる時は稼いでおこう
考えるより実行するしかない

真面目にやっているから
切られないものではない
けれど なら ....
今年の初雪に白く染まった林檎畑
ついこの間 葉にしがみつき隠れていた
とんぼも地面に落ちて
死骸になってしまっただろう
あれはまだ私がずうっと若い頃

バシャバシャという音が
霜の降りた ....
十月の林檎畑は小春日和
はしごの上に立って
林檎の葉をとり
少し位置をずらして
枝の下の黄緑の部分も
赤く色づくように作業する
手間をかけただけ
儲かるものでもないけれど
まんべんなく ....
元気になる権利があるので
いちいち弱くなる話は
しないでおくれ

朝からまた人の悪口言っている
どこから集めてくるの
そんなに悪いだけの人なのだろうか
どうせ にこにこと私と話していても ....
届くのかなあ ぷくぷくぷく
最後の空気をこぼしながら
サンダル船長さんは言った

届くさ
サンダルと旅をしてきた岩のかけらは
ひらりと水に舞いながら落ちていく

もうすぐ深くひらかれる ....
足が欲しいなあ
砂にうもれながら
サンダルはつぶやいた
私のもう片方は 波がさらったのに
どうして私は砂にうもれているのかな
私達を歩かせる足があれば
ひとつになれるのに 一足なのに
ど ....
あぜりの みちりに
うのつの そえて

ちりこむ すすりの
こうゆい まうて

ちちりん ちちりん

すずのて ようすみ

ちちりん ちちりん

すずりの てのまい

あぜ ....
紙に書く言葉を選び
心の住む所を明かす
季節の中 暦に書ききれない
熱と冷気がある

何度も歩いた生家前の道
しだいにその回数が追いつく
婚家前の道

道すがら挨拶をかわした人々
 ....
何か おみやげを買っていくか?

駅の通り 大型スーパー五階
食事をすませても 汽車の時刻まで間がある

うん

家族連れ 二人連れ 休日の店内は
活気に満ちていた

何を買う ....
髪からはずした指で頬杖をつく
汽車の窓をみつめて
腕組みしながら眠るあなたに
微笑んでみる

間違いといわれて問わずにいられない
どんな女が好みでしたっけ

もうすぐだよ おきて
少 ....
蜂の巣が近いらしい
家の裏山の方へ行くと
飛んでいる蜂と ぶつかりそうになり
私も蜂もあわててよける

洗濯棒の近くの花の中で
仕事中の蜂も時折いるけれど
そっと ぱたぱた 洗濯物をかけ ....
旅にでたけれど旅って何さ

ここはどこかな ねえ
サンダル船長さん 調子はどうだい

うん 段々 体が重くなってる
海水がしみこんでるのかなあ
沈んじゃうのかな

えー それは困るよ ....
海の中の岩は水の中に
住んでいると思っていた

魚が時々 遊ぶ
漂着したものが
流れ着いては
またくるりと
一礼して 海原へ

どこにも行った事がない
どこかへ行きたいなあ
ちょ ....
幾波に ひらき
うまれた 土色

陸で重ねた 年月
見上げて
登る灯り

影をとざし
うすゆき ゆらし

のけられた声色
掴み 散るしぶき

あどけなき 風




 ....
以下略とかかれた中に
コトコトゆれながら
姿をととのえて
目線を前に向ける

遠くからくるものの予報と
今から行われる今日は
ゴールの前に立たせながら
端から走れと耳打ち

涼しい ....
気に入っているお店のお惣菜コーナーから
たこ焼き 十個で298円を購入する
マヨネーズ 紅しょうが つまようじ付き

大型スーパーの駐車場は広い
混み合うお店のすぐ前から ....
遠くの爪に
みつからないように

黄色花を押さえている
茶色の小枝を拾う

被告はどなた

しきりのような小声
さえずる陽射し
おばちゃん お花綺麗だね
小さな甥の手をつなぎ散歩をすると
道端の花にみとれて
顔を近づけては嬉しそうで
お歌を歌いながら林檎畑を歩くのは
葉っぱ一枚震えるのにも 笑みがこぼれた
 ....
たんぼの土手に立つと
風が強くあたる

しろかきが終わり 
水の上に浮いている 
稲わらをとって
土手に集める
もうすぐ田植え
晴天の太陽が たんぼの水に輝く

強い風は水の上をう ....
ちょっと時間がかかりますよ と言われて
会社の休みの日を 指定した歯医者
歯を抜くなんて 何年ぶりだろう
朝から麻酔注射の痛みを思い出した

テレビでは オリンピックの火が来るため
商店街 ....
お外のお花見は 楽しかったですか
散らかしたままの お部屋の
どのこのハンカチなのか
綺麗にアイロンがけして
小さく折りたたんであるのに

あめ玉でもつめて
ポッケにいれるの忘れたのかな ....
雨の落ちていく時
私の足音と同じ
ぱしゃりとつながるのが
みえそうな気がして
喜びというものに
出会えたらいいと
信号が車を止めるという
決まりきった約束だけに
心のすべてを捧げていた ....
溝が流れの通り道

濁りの淀む
吹き溜まりには枯葉
それでも雪解け水は
地上へ
いななき駆け下りる

暖かさの消えた夜
水面の波は途絶える
幼い土の寝床の中
凍えるに違いない朝を ....
窓際 春のはじめの陽に
鉢植えの花が咲いてゆく
緑の葉が孔雀のようだ
朝と昼と夜が流れている

その少し離れた台所の隅に
チューリップの造花がある
流し台のガスコンロの近く
ひそりと赤 ....
転がり と
あたるつぶて

見下ろし見えるのは
突っ立っている頭

頷かない頭が見返す
あぶりだす熱源の掟

ざわり と巡る血脈
口元に灯り始める気

転がらない

つぶて ....
歌詞を忘れても歌える歌
力のない私に吹き込まれる
命の息吹

口をついてでる言葉がない時
諦めた いいわけばかりが
心地よい

でもそればかりを唱える事を許さない
新たな思いはどこか ....
たたと ゆゆく
ののねの なくめめ

どのほが さくるの
つるいよわ ひのやや 
ほしりい ふす けた わ

ね ぎちぎち
け せら みっ
あわ わあい 
暖まってきた空底をゆきかう
つららとのびた水面の宿り木

てん てん
おちて 

なぞらずに許してくれる
しまい忘れられて
陽に 壊れていく冷たさ

包まれてしみこむ
沈黙の前
 ....
車を止めると逃げる猫
ビニールの戸だからね
出入り自由のお客さん
いいけど別にねいない時
でも 何 やってんの?

みー の 車のお帰り
きこえてきたら 飛び出すの?

にゃ ....
暮らしてゆく
かこいの上

眺めると流れがある

土から 
かえるためだけに
乞う 涙ではない

吹きなれた風の足が
ところどころ 無くした
甘いくぼみに にゃーと泣く

逆 ....
唐草フウさんの砂木さんおすすめリスト(302)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝に- 砂木自由詩4*08-12-7
とんぼ達と- 砂木自由詩8+*08-11-23
黄緑羽- 砂木自由詩8*08-11-5
働け- 砂木自由詩8*08-10-28
ザ・ブーンンンンンあ- 砂木自由詩5*08-10-19
ザ・ブーンンンンン- 砂木自由詩5*08-10-18
はぎ_げっか- 砂木自由詩8*08-9-14
大地がみている- 砂木自由詩29*08-9-7
ザ・ブーンンンン- 砂木自由詩7*08-8-24
ザ・ブーンンン- 砂木自由詩5*08-8-15
誰でもよかった- 砂木自由詩26*08-8-3
ザ・ブーンン- 砂木自由詩8*08-7-21
ザ・ブーン_- 砂木自由詩6*08-7-11
裸眼- 砂木自由詩6*08-7-4
白い星達- 砂木自由詩10*08-6-22
タイム場。- 砂木自由詩8*08-6-11
かむり- 砂木自由詩5*08-6-7
シャウト- 砂木自由詩11*08-6-1
恵みに- 砂木自由詩8*08-5-17
- 砂木自由詩7*08-4-27
の_ポッケから- 砂木自由詩8*08-4-23
雨鏡- 砂木自由詩8*08-4-19
凍らない川- 砂木自由詩5*08-4-7
花人形と陽- 砂木自由詩15*08-3-23
影しぶき- 砂木自由詩6*08-3-16
世のなかへ- 砂木自由詩8*08-3-9
みゅう_めい- 砂木自由詩5*08-2-22
ちく_たく- 砂木自由詩7*08-2-17
弁当袋を抱えて- 砂木自由詩3*08-2-7
かえる_ほとり- 砂木自由詩8*08-2-3

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