すべてのおすすめ
しずやかに睫毛を下ろした女の人の
うっとりと水が疾走する線路の方角に
暮れては滲んでしまう稜線がその輪郭を喪ってゆく
眠れない枕木は鍵盤となって揺れながら
囁かれた嘘の吐息にしがみついた
 ....
 
電話ボックスの中で膝を抱えていたね
名も知らぬ群青の子


あの人に前髪を触られたい
そうして
あの人は鶏頭の花に口を寄せるんだ
あたしは
まだよちよち泳ぎながら
アールとエル ....
今田コボさんのピクルスさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水の記憶- ピクルス自由詩11*07-4-13
くろひとえ- ピクルス未詩・独白8*07-1-9

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する