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雨雲に覆われた街を
切り取る車窓を眺めれば
まるで僕らは
ネガの中を走っているよう

降り出しそうで
{ルビ堪=こら}えるあの空には
あとどれだけの
時間があるのだろう

始まれば ....
朝をはじめる太陽は
まるで線香花火のようで

小さく揺れるその玉は
何も迷わず空へ空へ

紫に寝惚けた水平線を
橙に燃やしながら昇っていく

やがて膨らみ色を変え
放つ光は僕を丸ご ....
村木正成さんの松本 涼さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ネガ- 松本 涼自由詩1807-6-1
光の日- 松本 涼自由詩1107-5-1

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