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憂鬱な部屋の片隅で
身勝手な思いを走らせる
優しさを突き飛ばし
悲観に暮れる毎秒を
皮肉混じりに励ましては
動かない表情を差し出した
大人の為りした子供
呆れて言葉もでない
情 ....
愛していた日々を薫りに変えて
砂は静かに落ちていた
トキメキを含ませた粒子は
弾けることもなく
ただただ軟らかに流れているだけで
緩む頬が戸惑いに
くすぐられた
何気ない言葉と
絡み合う瞳
懐かし ....
故郷を
遠くに思いて
見る空に
七色の橋が
瞳を捉えた
さっきまで雲が
涙を溢していたというのに
風にくすぐられた頬を
照れくさそうに赤らめながら
陽射しを漏らした
足 ....