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淋しいからひとり


サンダル履きの公園の夜は

ぺたぺた鳴って

つきあかりの ひとつ ふたつ

ジャングルジムに落ちて さらさら


こねこのあばらは細く細くて

何度 ....
今見えるのは
閉ざされた光
真っ暗な、闇のなか
 
アタシは
なにしてる
 
上手に笑えてますか
 
 
指を頼りに
温もりを探し
 
軽やかなリズムにのせて
貴方を探す
 ....
誰かを見つめることが
好きなひとは
その誰かを失うと
失った誰かと
おなじ背中をさがす

誰かに見つめられることが
好きなひとは
その誰かを失うと
失った誰かと
おなじ眼差しをさが ....
世界は
ビリジアンの森
流れる
コバルトの川底
私は
クリームのカゲロウ
立ちつくし
バーントシェンナの岩
見上げてばかりの
マーマレードの木漏れ日
どっかで聞いた名前だな
とだけ言って
すでにその名前を思い出している

どっかで聞いた名前だな
とだけ言って
相手の今の暮らしぶりを想像している

どっかで聞いた名前だな
 ....
王子よ
今夜が最後の晩餐と思え

私は王子を
最初で最後かもしれない
戦いへ導いた

勝てるのか負けるのかは
わからない

しかしこのような経験をせずに
いずれ王位を継ぐことは困 ....
明日晴れたら
さあ
どこへ行こう


明日雨たら
さあ
虹を見に行こう


明日曇りは
さあ
どこへ行きたい?


どこへ向かえど
きっと
楽しい


笑顔は
 ....
ショパンを弾いて
ノクターン
振り向かないでそのままで
夜をつむいで
夜をつないで
けして何処にも逃げないように

ショパンを弾いて
指先が
わたしを思い出さないように
雨をほどい ....
ふと車を走らせて
海の見える道路で
車を停車させる
ある晴れた休日の昼下がり

静かに広がる風景よりも
近くにこんなところもあるのかと
そんな発見の方が新しい
風は冷たく強かった

 ....
夢は 走る

清らかに 鮮やかに
初々しく 若さにまかせ
たくましく 力強く
加速度を上げていき
速く 速く
地球を 一秒間に 七まわり半の
スピードで やがて
夢は  ....
 トキメキを求める 浮ついてる まいらいふ
 ドキドキを求める 刺激好きな まいわいふ

 あいのぅ ゆのぅ 苔の生えぬ希望
 あのぅ そのぅ 下手をすれば死亡

 愛人の刃物が光れば
 ....
二日続けて
カレーを食べた
やっぱりカレーが
うまいな
ふいに
だれかの
口癖が出た
明日もカレーを
食べるかもしれない
信号が
青になって
恋は
はじまる

青の喜びは
ひとときの
幸せ

やがて
黄色になって
危険信号

赤になって
恋は
終わる

右から
左から
いくつもの
 ....
通夜の式場に行くと
亡くなったそのひとが
よく来たね
と、待ってくれているような
気がしてくる

式を終えて会食していると
亡くなったそのひとが
まあ飲めや
と、ビールをついでくれそ ....
田んぼの お空に グライダー
さぞかし 気持ち よいだろな

田んぼの お空に グライダー
田んぼは どのよに 見えるかな

湖みたいに 見えるかな
小さく かがんで 田植えする  ....
さよなら言わずに引っ越した
あの子のおうちのお庭には
たんぽぽみっつ咲いてるの
さよなら言わずにたんぽぽも
綿毛になってとんでくの
夢のなかでぼくのあたまを撫でて、泣いてくれたひとは誰だったんだろう 現代詩フォーラムというところに
詩みたいなのを投稿しているが

まあ、その、あれだ
ポイントシステムのことだ
始めは何だろうと思ったが
今でもよく分からん

自分が読んでいいと思ったや ....
大きな葉の下から
そっと空を見上げると
とても薄い緑色が輝いている
そろそろ夏が生まれる
風が吹くと
きららとした緑色は
暗くなるけれど
遠くで流れている川の水のように
他の場所で光り ....
優しい光を

いっぱいいっぱい

贈るから

どうかどうか

キミが涙を忘れますように
身体をふいにすりぬける
風にそっと教えてもらった
この世界は未完成なんだって
そういえば海の色は
まいにち
まいにち
違う色

水たまりにうつっている
ぼくの顔は
ただただ遠くを
 ....
今日あなたが
髪型を変えていたので
私の胸はときめいた

土星の輪っかみたいな髪型
こっけいでなつかしい髪型
無垢で可愛らしい髪型
愛していた髪型

最近惑星から除名された
冥王星 ....
最初に雨を見たのは
ぼくだった

みんなはそのとき知らなかった
窓に一筋の雫が流れて
静かに落ちていったのを
最初に雨を見たのは
ぼくだった

風はなかったのかもしれない
ただ水が ....
限り無く空に近い
水平線の向こう側で
少女は空になる、と
言ったもんだから
 
僕は黙って
海に潜るしかなかった
 
 
何処までも青いだけ
そんなことはもう
ずっと前から知って ....
初めて見た街の景色は。

広くて、広くて。

よそよそしくて。

僕の居る街とは。

空気が違ってた。


ちょっと、空を眺めて。

深呼吸してみようか。

味まで違った ....
今よりももっと
自分のこと好きになるには

今よりも少しだけ
あなたのこと好きになれば

いいのかな?
店内の
モーツアルトのBGMが
私の聴覚を虜にして
友人の言葉が耳に入らない

窓の外の
通りを歩く人々の営みが
私の視覚を虜にして
友人の顔が目に入らない

いま目の前にある
 ....
捨てられた公園の
捨てられたベンチに座っている
捨てられたひと

捨てられた思い出の
捨てられた世界に生きている
捨てられたひと

かくれんぼの時
最後の最後までみつからなくて
つ ....
あの日の雨は
小さな川になりました
ときどき私はその川へ行き
釣りをします
ときどき私はその川で
見たこともない美しい
小さな魚を釣ります
私は家の水槽で
その魚を飼います
しかしな ....
三十過ぎて 
忙しさを言い訳に 
すっかり運動不足の僕は 
最近腹筋をはじめた 

しばらく鍛えてなかったので 
体を起こすたび 
床から上がってしまう両足を 
しっかりと抑えてくれる ....
有扉なぎささんの自由詩おすすめリスト(53)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
公園- 自由詩407-5-9
- 夢人めー ...自由詩307-5-9
ループ- 小川 葉自由詩6*07-5-7
夢みる頃- 小川 葉自由詩3*07-5-6
名前- 小川 葉自由詩3*07-5-6
こどもの日- 小川 葉自由詩3*07-5-6
笑顔はそう_君のために- 夕焼け空自由詩3*07-5-5
- 高槻 空自由詩10*07-5-5
一人鬼ごっこ- ぽえむ君自由詩10*07-5-4
旅の末- 小川 葉自由詩607-5-4
生き急げロックスター- 北大路京 ...自由詩11*07-5-4
口癖- 小川 葉自由詩307-5-4
信号- 小川 葉自由詩4*07-5-4
通夜- 小川 葉自由詩4*07-5-3
田植え- 小川 葉自由詩2*07-5-3
たんぽぽの親子- 小川 葉自由詩9*07-5-3
やさしい手- ソティロ自由詩9*07-5-2
ポイントシステム- サナギ自由詩9*07-5-2
夏が生まれる- ぽえむ君自由詩28*07-5-2
ひだまり- 來稚自由詩4*07-5-2
ゆうまぐれ- 村木正成自由詩8*07-5-2
冥王星- 小川 葉自由詩4*07-5-1
最初に雨を見た- ぽえむ君自由詩14*07-5-1
水平線の向こう側で- 山中 烏 ...自由詩1107-5-1
深呼吸。- 狠志自由詩707-5-1
好きの方程式- 優飛自由詩5*07-5-1
シックスセンス- 小川 葉自由詩207-5-1
捨てられたひと- 小川 葉自由詩507-4-30
- 小川 葉自由詩707-4-29
風の声_- 服部 剛自由詩23*07-4-29

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