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おひさま
菜の花
太陽の香り
おひさまのかけらが
菜の花になって
やわらかなきいろ
おひさま
菜の花
太陽の香り
なんだかんだ
言ってみても
誰かのこころに
足跡
刻みたいだけなの
深く
深く
俯いて
北風のなかを歩く
一歩一歩が
悲しみと
暗闇に
満ちている気がして
あまりに
風の強い日
押し上げられて
空を見上げれば
青い青い空
白い雲
浮かん ....
真っ白な雪を
ずっと見ている
雪は
わたしの中にも
降り積もり
あのひとへの想いも鎮めてくれそうで
だから
雪の日は
カーテンを閉めるのが
惜しくて
枯れ木が
寒空を
支えている
この曇り空が
落ちてこないように
このセカイが
水浸しにならないように
枯れ木が
寒空を
この先
止まれ、
の
境界線を
少しでも
近づけて
いけるように
ゆっくり
ゆっくり
おしゃれして
お化粧もして
道に
寝転がってるの
見上げる空は
斜めで
誰か
あたしを
拾ってくれないかな
お願い
わたしを
あきらめないでね
わたしがどんなに
悪いことしても
わたしがどんなに
自分を傷つけても
お願い
わたしを
あきらめないで
こわい顔しててもいいから
ときには忘れてもいい ....
ゆっくり出来る朝には
ふたりでモーニング
白い息でも
ふたり歩いていく
しあわせな時間
待っているのは
あたたかなカフェ・オレ
お砂糖入れる?
香ばしい
トーストには
シナモンを振って
茹で ....
私は深い深い湖の底にいるみたい
そこは光も届かなくて
でも
ずーっとそこにいる。
淡い淡い
小さな泡が
私の周りを取りまいている。
もう
もがいたりしない。
神様、
助 ....
眩しすぎて
見えない
光
この光が
この暖かさが
わたしたちを
導いてくれるかもしれない
光を受けて
歩こう
とりあえずは
その男は
音もなく戸口に立っていた。
帽子を深く被って
顔はよく見えない。
ーあんたの夢を買うよ。
ー・・・
ーあんたの夢を買うよ。
やっと答えた。
ーどんな夢 ....
仰向けになって
ずっと天井を見てると
なにか
いろんなものに見える
小さい頃の
熱を出した時のように
あの点とこの点を
くまにしたり
小鳥にしたり
だけど
点と ....