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さし損ねた傘は
私を守ってはくれなくて
熱を奪われた身体は
小さく震えた。


赤い陽が怖くて
目を瞑った道に
足音は残らない
車輪の跡だけが
残っていた。


そして、戻らない
熱に
私は地団駄を踏 ....
見崎 光さんのalaさんおすすめリスト(1)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
溢れた雫。- ala自由詩407-10-5

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