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ほぐれていく組織
空間の中で一人の身体は
たゆたい
しずくになる

ほころんでいく意識
小さな月と太陽が
ベッドの脇で遊んでいる
影のない蒼い部屋
小さな袋をふたつ
満たした春の匂いは
衝動をさらっていくのには
充分すぎる

一度に押し寄せてきても
ゆっくりと迫り上がってきても
最後は同じところに
吸い込まれていく

ねぇ今
 ....
見崎 光さんのかのこさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
切り取られた空間- かのこ自由詩109-2-28
秘密- かのこ自由詩707-11-13

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