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街を流れる群衆の
人と人の間に
彫刻の手が{ルビ垣間=かいま}見え
まっすぐに立つひとさし指は
ひとすじの光をおびていた
孕まないことにすがるのはよせ、と
男は背中にいろいろな武器を背負う
産卵を邪魔しないで、と
女は腹にいろいろな楽器を抱える
部屋の中がけむくじゃらになって
お互いの顔も見えないのに
ど ....
その重さは
平等ではなかった
がしかし、
下に位置しようと
劣と評されようと
充分に重く、
尊ぶべきものだった
リーフレインさんの未詩・独白おすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「_指_」_
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服部 剛
未詩・独白
3
07-12-6
夜の目
-
手乗川文 ...
未詩・独白
20
07-11-10
つぶやき
-
FUBAR
未詩・独白
7*
07-8-4