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街を流れる群衆の 
人と人の間に 
彫刻の手が{ルビ垣間=かいま}見え 
まっすぐに立つひとさし指は 
ひとすじの光をおびていた 
孕まないことにすがるのはよせ、と
男は背中にいろいろな武器を背負う
産卵を邪魔しないで、と
女は腹にいろいろな楽器を抱える

部屋の中がけむくじゃらになって
お互いの顔も見えないのに
ど ....
その重さは
平等ではなかった
がしかし、
下に位置しようと
劣と評されようと
充分に重く、
尊ぶべきものだった
リーフレインさんの未詩・独白おすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_指_」_- 服部 剛未詩・独白307-12-6
夜の目- 手乗川文 ...未詩・独白2007-11-10
つぶやき- FUBAR未詩・独白7*07-8-4

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