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父のポケットに
ときどき手を入れてみたくなる
そんな子どもだった

なにもないのに
なにかを探してしまう
いくら背伸びしても届かない
指の先がやっと届きそうになって
そこには父はいなか ....
ジャンプして
空の高さをめざしていた
虫たちの翅が透明になった


さみしいね
ぼくたちの夏が行ってしまうね


とうとう本も読まず
砂だらけの栞を挿んだままで
ぼくたちはまた
 ....
高橋良幸さんのyo-yoさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- yo-yo自由詩24*08-10-6
虫たちの消息- yo-yo自由詩7*07-8-24

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