ばらばらに散らばった
こころをかき集めて、


「こんなにも だよ」

って、見せるキミの手は
散りゆく破片で 血まみれで



降りそそぐ花びらは、

しきつめられて

 ....
かのケネディ大統領は、キューバ危機でいよいよ開戦やむなしかという折
アメリカと世界の子供が核の炎に焼かれて死んでいく姿を幻視したという、
こういった逸話は良心を説明するにあたってはよくあることのよ ....
最終進化系として
何不自由ない
生活を手に入れた、生き物は
本来
自由と呼ばれていた自由を
忘れてしまって
 
這いつくばっている
他の生き物を
亡骸へと変えて
それを
自由と呼 ....
人を好きになる度に 誰かを傷つけて
 誰にも愛されなくなるようで恐いんだよ

誰の助けも借りず 借りられず傷ついて
 自分を追い込むだけ追い込んでも答えは見つからない

  誰か あたしを ....
愛に包まれるってどんな感じだろう
愛で結ばれるって
愛に生きるって
愛されるって
愛しあうって
愛してるって
愛って
なあに?

未来が老後にすりかわり
富士の裾野が視野に入る
 ....
くちびる が
腫れた
 
他に
何の事実も
無いけど
 
赤く
ぽってりと
腫れている
 
 
熟れた
くちびる
 
皮は
剥がれ落ちる
 
 
熱い
くちびる ....
欲したものを失うたびに
右まわり 左まわり

信じたものを見失うたびに
目がまわり ぐるりとまわり



ゆれるシーツで重ねたウソも
わかっているコトバばかりで殺してくれ

おか ....
ヒトは、かなしい生き物です

泣きたくても、
笑っていたりします



ヒトは、かなしい生き物です

思っていることと、
ちがうことをします



ヒトは、かなしい生き物で ....
世の中なんてみんな
白痴ばかりじゃあないか

コンビニエンスストアで
大音量の着信音が響いた
居酒屋の出口で倒れている君
それでも酒を提供する男

彼が殴られたことや殴ったことを
た ....
ある
ありふれた
想い
という
呼び名の比喩が
争え
という
プログラムの元
生まれて初めての出航をし、
次の刹那
辿り着いた先が
温かい
実は
腹の上
だったと
結局
 ....
答えればいい

君は君を壊せば世界と自分がおさらばだとか
思っているかもしれないが
世界は君を含めてるから
君が目をひらいてるから世界は

ふたつは寸分違わずおなじもので重なっているわけ ....
もしも ぼくらに子供ができたら
なんて名前をつけよう?
おとこのこだったら おんなのこだったら

もしも ぼくらに子供ができたら
宝ヶ池の こどものらくえんに行こう
BALの地下に行こう
 ....
気分が悪い。
人の気持ちがわからない。

今日会った僕よりずっと年が上で
人生の半分以上生きた
名前すら知らない人が気に入らない。

「ひどい男でした。」

(I My ME ME  ....
見かけたときに
気持ちが踊ってた

僕は君にひと目惚れしていた

突然のことだけど
僕は忘れてはない

僕は君にひと目惚れしていた

緑のカーディガン
小さな靴が並んで

僕 ....
音楽室の
Yちゃんの真新しい椅子の後ろに
Yちゃんの埃を被った椅子
その後ろに
Yちゃんの足が折れた椅子
その後ろに
ばらばらになった
Yちゃんの椅子
その向こうは
床が崩れて
そ ....
 赤い糸が見えるなら 黙って斬って
 脈が打つままに 起こして狙って

 眼鏡はずしたほうが 視界がぼやけて
 あのひとのこと 想像しやすいでしょう

 誰かの代わりでも あなたがいる ....
フリースタイルで
リラックスしながらラブをつぶやくとか
なんつーか、
無理

ちんこちぎれて
死ねっつーか


おい、貧乏人ども


めぐまれた子供たちが
ラブをつぶやくなら ....
幻想を かすかに、いだきながら、

ぼくたちは、 恋をする。




それでも、やっぱり、

現実は おそろしくて、


なにかの幻想を いだいている。




もう ....
鬼ツバメを頭に乗せた女が
口をつける勢いで話をする

ゲイのオトコの、Tシャツに透ける乳首だとか、
まぁそういった話で

あたしはその塗りたくった唇から
目を離さないで居る


と ....
「好き」は好き。

好きなんだから仕方ないじゃん。


好きだからそばにいたい。


好きだからぬくもりを感じていたい。


好きだから声を聴きたい。




ねぇ、好 ....
そこでは ぼく と あなた と だけ だった

ふたり... 手のひらの 傷穴 を 帰って いったのは





日がな 窓の眼の まま いっぱいに

高まり 止んでは ....
戦いたいですね

争いたい

鎌をもって

馬か龍か知らん想像上の動物にまたがって疾走です

目のくりぬかれた赤い馬

巨大な狼

サキュバスの巨大な尻にのっかり

太陽の ....
一度だけでいいんだ
僕の頭を優しく撫でて欲しい
ずっと望んでいた貴女の手
ゆっくり僕を癒してくれたなら
きっと涙が頬を伝って
堪え切れなくなって

呼吸さえ苦痛だと思える部屋
この存在 ....
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