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この際ニートになるのもいいね

日差しも風も
私を置いてけぼりにしたまま
すっかり秋めいてしまったから
もう
何にもやる気が出ないんだ

この呟きだって
惰性のよ　.... 　
　
＊AM4:00
　
朝が早い
　
　
青い鳥は見付からなかった
いつもそうだった
　
　
　
＊AM3:00
　
戸締まりの仕方が分からない
声だけが湖になる
　.... 　
　
　
*シアター
　
エンドロールが終わらない
私は世界史を勉強していて
あなたはきっと誰かを抱いていて
この子はたんぽぽの夢を見ているのに
　
　
　
*レストルーム
　.... 「伸ばしたときには
　すぐ先の庭で
　私のしたいが
　転がることでしょう

　時に、唇は
　鼓膜を
　突き動かすために
　震えるのだといいます

　背後に広がるうみ　.... ゆるすことにつかれてしまった
ひとりのせいめいたいは
とけいのはりをおって
じかんをとめて、しまった
　
はりとはりのあいだで
だれかをまちわびている
そのまま
うずくまっている
　　.... ちょっとだけストレンジ、と
か細く笑う君 は
その意味を知らない
まだ
全てを許しきれていない
　
それは勿論
僕も同じことで
　
そこにいる
快楽殺人者は、許せるけれど
デパー　.... 爪の間から
ぼろぼろと、溢すのは
何年も前からの癖
　
何が溢れているかなんて、
知ろうともしないまま
　
　
昔話の中で
お爺さんは呟いていた
　
その空白にこそ
全ての答え　.... 最終進化系として
何不自由ない
生活を手に入れた、生き物は
本来
自由と呼ばれていた自由を
忘れてしまって
　
這いつくばっている
他の生き物を
亡骸へと変えて
それを
自由と呼　.... くちびる が
腫れた
　
他に
何の事実も
無いけど
　
赤く
ぽってりと
腫れている
　
　
熟れた
くちびる
　
皮は
剥がれ落ちる
　
　
熱い
くちびる　....

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タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
一人語り	- 山中 烏� ...	自由詩	5+*	09-9-1
夜明けのための即興詩	- 山中 烏� ...	自由詩	17*	08-11-12
世界らしき違和感	- 山中 烏� ...	自由詩	8*	08-11-7
ラプンツェル	- 山中 烏� ...	自由詩	3*	08-5-3
少女Ａ	- 山中 烏� ...	自由詩	15*	07-6-4
まわる	- 山中 烏� ...	自由詩	5*	07-5-5
ロスト	- 山中 烏� ...	自由詩	11*	07-5-2
最終進化系	- 山中 烏� ...	自由詩	2*	07-4-20
口唇炎	- 山中 烏� ...	自由詩	2*	07-4-14

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