すべてのおすすめ
泣いていいのよ
とお歌が言うから
泣きました

母はお止しとお尻を
パチン
とぶちました
泣きたかったけど
母の手が痛かったので
私は
自分の部屋へ駆け込む間もなく
口元を
 ....
地面に結び付けた髪の毛
もう嫌わないで、口を動かす 少女との界わい
少女との辛い

地中に潜り逃げ立ててしまった奥のたらか
三角の丸で肘を曲げて坐る

地面に抛り投げる髪の毛
三角の椅 ....
獄中にて――

僕はずっと夢見ていただけ
  だったようだ
 自意識 視線 声 雑音
    潜在する 意識 思考
全てが僕を見方していたんだ
      そんな味が
舌の上を転がった ....
 内密のことですが
 内密のことですが
 内密のことですが
 昨年以来の
 溝の隙間より
 貴方でもなければ私でもなく
 吹きつけるも意味はなさない
 これは何の音ですか
 あーあ
 ....
サラリーマンになりました
毎月お金をもらえます
サラリーマンになりました
読書で徹夜はできません
サラリーマンになりました
カード限度額ふえました
サラリーマンになりました
つまらないこ ....
入場料を奢って貰ってラムバックで吐く

あたしは恐らく悪いことをしたのだろう

入場料まで奢ってもらって夕食まで
あたしは悪いことをしたんだろうラムバックでラムバックでラムバックで吐く

 ....
わたしのははは
おうたをうたいます
ねるまえにかならず
 いいこ いいこよ ねんねしな

わたしはめをとじて
すぅすぅこきゅうします
はやくおうたをとめて
 かわいこ かわいこ ねんね ....
生きるという事は死を目指すという事
生きているから死ねる

死は僕たちに何を齎すのだろうか
朽ちてゆく内側、精神は侵蝕されて
過去の出来事に微笑み
懐かしい声に腕を伸ばす

気付かされ ....
あのとき、偶然
だれにも声をかけられていなかったなら

ぼくは今ごろ
ここにはいなかったのだ


偶然、生きているぼくは

今日も、また改札口をぬけ

ケータイを開き

牛丼 ....
逃げるとき

いつもほんの少し、振り返って

目を細めて苦しそうな顔をする

それでも振り切って逃げるんだけどさ

どっかに足のつま先をぶつけたみたいに

無様なの

間抜けな ....
やっぱりね、私たち
違う生き物だったのよ
全てを分かち合うなんて
そんなの綺麗事だと
今更判ったわ

同じ言葉で括られてしまった
その内側の悲しみは
誰にも理解させたくない
口を閉ざ ....
自分よ きみ 恋にへこたれるな
こころざわめく思い もう すぐにでも遠くに行ってしまいそう
好きだってことさえも言えぬまま
旅立つことを見送るの?
そのまま失うことに慣れていくの?
 ....
呪いをあの人にかけてあげよう
神様に祈りを教会で捧げて
災難に見舞われますようにと
ロザリオを提げながら
十字架に祈りを

この胸の痛みをどうか
あの人にも伝わりますように
私だけを見 ....
降ってくるんだ
空からさ アイツの涙がさ
降って体を溶かそうとするからさ
それだけはよしてよ
自分で逝ってやるから
釈由美子のセリフがさ
本当のように聞こえてきてさ
一瞬耳を疑うけど 本 ....
「伸ばしたときには
 すぐ先の庭で
 私のしたいが
 転がることでしょう

 時に、唇は
 鼓膜を
 突き動かすために
 震えるのだといいます

 背後に広がるうみ ....
ふらふらと 
京都から帰ってきた
 

またウイスキーを一瓶、
一気に飲み干して 

そうだな 
俺は俺を殺したいのだと思う 

今はそんな夜 


また見たいな ....
せんせい、あのね。
かえりみちかたつむりをみつけたよ。いっぱいはくせんにいたよ。かたつむりはなんで、はくせんにいるんですか? でもうれしそうだったよ。でもみさちゃんにいっぱいなげられました。

 ....
するどいエンピツ
つきささない

とがったじょうぎ
なげつけない

ノートにすうじをならべてみて
ほらここから

せんそうのはじまり

てきはあいつだ
けしごむとばせ

ひ ....
夜が燻る
夜が放火する



わるいゆめ
ほんのすこし掠めた
ささくれが毛布にひっかかるような
ひっかかるようなきがして
指を舐める

夜が燻る
夜が放火する


にがい ....
{引用=雪見大福サイズの

雪見大福みたいなうさぎたちに 羽がはえて

ぶーーーーん って

いっぱい空を飛んでる

なんだかあわててぶんぶんしているので

いっぴき 飛ぶうさぎを ....
きみの一日を 僕は知らない

きみが毎朝買っているパンの味も
きみが気にして飲んでいる健康ドリンクのことも

きみが僕に隠れて嬉しそうに読んでいる新聞の四コマ漫画のことも
きみが髪を無造作 ....
めんどくせぇー
めんどくせぇー
めがいてぇー
目が飛び出る
めんどくせぇー
めんどくせぇー
めがいてぇー
目が飛び出る
オナニー馬鹿してた男がイケなくなって死神に見放されて永遠に年を取 ....
脳内アニメの僕にぶたれた
隣で笑う君が 羨ましかった
素直に笑えなくて こっそり泣いた

多分 気付いていたんだろう

原石なら転がっている 拾うのをためらっているだけ
万人の声は漂って ....
なくした言葉がいくつかあって 
それを、また 
見つけだすのにあたふたなんかして 

正しい言葉 
わからないんだ 
ぼくは 


言葉は無力だと知っていて 
それで ....
夢の中に落とし物をした日の朝
猫になっていた
仕方がないので
夫を会社に送り出してから
家事は明日にしようと決め
日向ぼっこをして過ごし
夜になったので眠った
明日はせめて、猿になりたい ....
笑っている
見下ろされて恥ずかしくなる
毎日は
知らないところで進んでいた
取り残されたような寂しさが
独りぼっちみたいで悲しかった


 あの、
 昼間に薄く青くなる
 広大な陰 ....
2ヶ月ぶりに退院したヤツと飲みにいった

とりあえず、おめでとう、と乾杯した
ひさしぶりに元気そうでよかったなと思った



長話。

こないだは、友人たちと鍋をした
男 ....
ひとつひとつに
名前なんてなかった
きみだけが知っていた
美しい世界
神さま
ねえだから
きみは神さま
みんながうまれたときに
さいしょに泣いてくれたのは
きみだったな
あわくする ....
震えている
ボクとキミ
フルフル
肩を大きく
フルフル
首まで振って
フルフルフルフル

声にならない声で
また会おうね
とボクは言う

声にならない声で
ただひたすら
キ ....
この橋の下には
黒い川の流れがあったはずだ
すべてを押し流そうとした
鉛のように重く黒い川の流れが

燈篭流しの燈篭が流されていった
誰かが投げ捨てた麦藁帽子は橋桁で朽ち果て
パンパンに ....
うおくきんさんの自由詩おすすめリスト(135)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お歌と母と赤い痕- そらの  ...自由詩13*08-7-2
蒲公英- 十二支蝶自由詩408-7-1
青い庭- AKiHiCo自由詩108-6-30
芳一- 敷彦自由詩3*08-6-27
サラリーマンになりました- haniwa自由詩408-6-20
あたしは悪いことをしたのだろう- 山内緋呂 ...自由詩908-6-20
たえがたくうたわれたうた- そらの  ...自由詩6*08-6-16
生to死- AKiHiCo自由詩108-6-16
Re:- わら自由詩25*08-6-14
トロイメライ- 柳瀬自由詩508-6-12
歪み- AKiHiCo自由詩508-5-31
『自分よ』- 座一自由詩908-5-22
呪いの教会- AKiHiCo自由詩408-5-20
雨電話- そらの  ...自由詩4*08-5-9
ラプンツェル- 山中 烏 ...自由詩3*08-5-3
じゃあ、また- わら自由詩22*08-4-28
せんせい、あのね。- 杠いうれ自由詩6*08-4-25
さんすうせんそう- そらの  ...自由詩10*08-4-25
夜が燻る- 杠いうれ自由詩908-4-24
うさぎ- もも う ...自由詩22+*08-4-17
きみの一日を_僕は知らない- もも う ...自由詩28+*08-4-14
トロール、または、ゴブリンのsong- 狩心自由詩4+*08-4-12
天使の梯子- 蒼穹自由詩6*08-3-23
返信- わら自由詩35*08-3-18
夢の中に落とし物をした日- 小原あき自由詩31*08-2-29
簡単に空を空とは呼びたくない- 小原あき自由詩12*08-1-29
死んだアイツのことなんて、どうでもいいと思っていた- わら自由詩29*08-1-24
神さまとさよならする日- アオゾラ ...自由詩3607-12-20
夢という名の現実- そらの  ...自由詩3*07-12-3
黒い川の流れ- 恋月 ぴ ...自由詩28*07-10-30

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