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知らない街で
洗濯物が揺れている
風に洗われて
青空を映しながら
知らない道に
鳥の羽根が落ちている
素通りなど出来なかった
「これは大空の破片なのだ」と
....
私が真冬を歩いていると
太陽の童貞が落ちていた
私はそれを慌てて拾う
そして忘れてしまう
私が真昼を磨いていると
青空の処女が堕ちてきた
私はそれを慌てて隠す
そして再び忘れてし ....
「明日、注文していたものが届くの」と
少女が嬉しそうに笑って言う
何を? 私は訊く
すると
少女は真顔で黙り込む
たもつさんの和泉 輪さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
知らない街_(2003.7.18)
-
和泉 輪
自由詩
23
04-6-19
結婚_(2004.2.16)
-
和泉 輪
自由詩
15
04-6-13
注文
-
和泉 輪
未詩・独白
13
04-6-3
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