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ダーウィンは《種の起源》の中で
生き残るのは 最も強い者でも
賢い者でもなく
変化に適応できた者であると残したが

間違いなくそれは真理だと想うけど
変化に適応せず自然をぼくらに適応させよ ....
もう引退を宣言された政治評論家の
三宅久之翁はある番組でこう断言なされた
『こどもに人権などないんだ。きちんと目上の
 ひとの言うことを聞いていれば好いんだ』
言葉はそこで留まらず
『こども ....
わたしが哀しみを好むのは
ほんとうの哀しみを知らないからかしら

わたしが淋しさを辛く感じないのは
ほんとうの淋しさを分からないからかしら

外は土砂降りの雨
窓を叩く音でそれは分かる
 ....
彼女のもっとも愛したピアニストはバド・パウエルだった
彼女はバド・パウエルを目指してJAZZピアニストになった

1958年の秋 処女LP【トシコ】を発表した時 
全世界のJAZZ評論家は敗戦 ....
何もかもが
嫌になって
何もしたくない日

音楽も聴きたくない
TVも観たくはない
本も読みたくもない

そのために余ってしまう時間
その時に睡眠薬を口に放り込んで
眠れるかどうか ....
知識とか博識とかは
賢さを誇るためにあるのではなく
自分や愛するひとびとの荒地を
耕し豊穣な世界に開墾していく為の
鋤や鍬や鎌なのである

もしそれができない知識や博識を
どれだけ知って ....
日本帝国海軍が開発した零式戦闘機は
零戦と呼ばれその航続距離・重武装・格闘戦闘に於いて
連合軍とくにアメリカ軍に取っては
最も怖れられた戦闘機であり数々のアメリカ軍を
空中戦によって大きな打撃 ....
僕は自分が死ぬと知ったとき


僕の人生を嘲笑でも冷笑でもなく


腹の底から笑って死んでやろうと想っている


意識があることが大前提だが
スプーンを手の指だけで
曲げるものがいるのは知っている

それが超能力でもインチキでも
ぼくの知ったことじゃない

でももしそれが超能力だとしたとして
それは一体何の意味があるのだろう
 ....
藤原紀香
拒絶

飯島直子
苦手

井川遥
微妙

麻生祐未
不得手

杉本彩
勘弁

吉永小百合
逃亡

叶姉妹
抹殺




木村多江
好意

 ....
なぜ土砂降りの雨の中
ノロノロと不運の後を走っているんだ
追越し車線はがら空きだ
スピード違反が怖いのか
きみはそんなに臆病なのか

もうすぐ車線規制で車線は1本になる
チャンスはいまし ....
正統派であったモーリス・ペジャールの

振り付けの官能美を越えた性的快楽美と

性格破綻者であったボブ・フォッシーの

振り付けの性的快楽美を越えた官能美は

まったく同質そのものであ ....
ぼくらは馬鹿だったのか知れない
違反デモに参加し火炎瓶を投げつけた機動隊に捕まったら
徹底的に暴行され治安を乱したものとして前科だって残る
でもぼくもぼくの仲間もそんなことを
一度も考えてみた ....
強い雨がからだを叩く
吹く風はずっと向かい風
傘なんてまったく役には立たない

だからさっき橋の上から
激流に放り捨てた
その茶色の濁った水が目指すのは
どの水も同じ所

きみよ俺だ ....
暫々どんなのろまな亀でも
兎に勝利できることがあると
愚かな昔話『兎と亀』は語っているが
あれは亀に向かっての昔話ではない
どんなときも油断をしてはならないと
兎に向けての昔話である
いか ....
歩け!走れ!動け! 人類が計量できない程の
夥しい血を流して
辿り着いた国家体制は

独裁主義・共産主義・社会主義・資本主義の
僅か四つしかない

しかし独裁主義はまず長続きはせず
共産主義が滅びる様を見 ....
ある用事があって久しぶりに
母校の大学の図書館を訪れた帰り坂

どこかから何かを燻らしている様な
芳しいとも苦っぽいとも想える

懐かしいような想い出したくない様な
薫りが否応もなくぼく ....
運命って残酷だよな
俺のダチは雨上がりに
バイクに乗っててさ

高速の小さな水溜まりに
スリップしてバイクはフェンスに
激突してダチは投げ出されて
下の道路に飛ばされて
丁度来たトラッ ....
文字と螺子は関係ありそうで
まったく関係がない

見栄と知恵は関係ありそうで
少しは関係がある

家事と火事は関係ありそうで
かなり関係がある

詩と死は関係ありそうで
大きな関係 ....
もしもだよ いいかいもしもの話だ
きみの読んでいる新聞も時々きみが観るTVも
全部がきみのために創られているとしたら
きみはどう想う

またきみが通っている病院も
そこの医師も看護師さんも ....
10代
ぼくはとても淋しかった
20代
ぼくは燃え上がっていた
30代
ぼくは舞い上がっていた
40代 
ぼくは打ち拉がれていた
50代 
ぼくはなにもかも失った
60代
ぼくに ....
きみは暫々それは知ってると言う
きみは暫々これは知ってると言う

きみが博識だということを
ぼくは否定する気はない

でもきみが饒舌に語る話を聞いていると
何か絵画のない額縁だけを聞いて ....
ある日からぼくは命が呟くのを
耳ではなく心で直接聴ける様になった

命は言う ぼくが挫けるときに
誰だっても転けも挫けもするが
まだまだ俺もお前も大丈夫だからなと

命は言う ぼくが愚か ....
何故ひとはひとを殺してはならないのか
これは人類に対する未だに未解決の問い

ある学者はこう言った
『殺人は誰も幸せにしない』

これは解答でないと想うけれど
解答に辿り着くまでのひとつ ....
暫々 努力を称える名言として
エジソンの残した

天才とは1%の閃きと
99%の努力だとの言葉が
引用されるけれど

それをぼくなりに解釈すると
99%の努力をしても
1%の閃きがな ....
ぼくは競馬をギャンブルだと言う奴を
どんな非難を浴びせられても大嫌いだ

競馬馬が背負っているのは騎手じゃない
彼らが乗せているのは
多くのひとたちの夢や希望や人生の投影なんだ

その馬 ....
サラブレッドはサラブレッドとして
生まれてきた訣ではない

イギリス人がアラブ馬と狩猟用のハンター馬などを
競馬で勝利することだけを目的として創られた
最高の芸術品として呼ばれることも知って ....
ある日ふっと気づいた
言わなくなった言葉がある
忘れてしまった言葉がある

『おはよう』
『いってきます』
『ただいま』
『いただきます』
『ごちそうさま』
『おやすみなさい』

 ....
静かにあなたを愛していたい
決してはげしくじゃなく
そっとあなたを愛していきたい

愛に力などをこめずに
ぼくはあなたを抱きしめたい

そのときあなたの好きな
ディオリッシモの香りにぼ ....
吉岡ペペロさんのHALさんおすすめリスト(156)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
進化の悲しみ- HAL自由詩5*12-7-18
人権- HAL自由詩5+*12-7-17
土砂降り- HAL自由詩4*12-7-16
TOSHIKO- HAL自由詩6*12-7-12
非情- HAL自由詩5*12-7-10
開墾- HAL自由詩3*12-7-9
狂気- HAL自由詩3+*12-7-8
高嗤い- HAL自由詩3*12-7-6
無能力- HAL自由詩2*12-7-5
分水嶺(女性篇)- HAL自由詩4*12-7-5
追越し車線- HAL自由詩3*12-7-4
両極的一致性- HAL自由詩1+*12-7-1
馬鹿だったぼくら- HAL自由詩3*12-6-30
家路- HAL自由詩4*12-6-29
天の邪鬼(Part.2)- HAL自由詩2*12-6-28
叱咤- HAL自由詩4*12-5-31
延命治療- HAL自由詩4*12-5-31
燻製- HAL自由詩11*12-5-15
Strange_Fruit- HAL自由詩9*12-5-11
恣意的存在- HAL自由詩9*12-5-9
ノンフィクション- HAL自由詩7*12-5-7
年代- HAL自由詩9*12-4-27
落差- HAL自由詩7*12-4-25
命の呟き- HAL自由詩12*12-4-25
マイル・ストーン- HAL自由詩4*12-4-24
天の邪鬼- HAL自由詩6*12-4-23
競馬(競馬篇Part.2)- HAL自由詩5*12-4-21
サラブレッド(競馬篇Part.1)- HAL自由詩4*12-4-19
忘れ言葉- HAL自由詩10*12-4-18
口づけ- HAL自由詩6*12-4-16

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