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露の世の流れ淀みも知らなくに水面(みなも)に映る鳥の浮き寝や

 
 

闇深しカフェの空ほど青はなし 炎の画家は現代(いま)を描くか

この世をば伎楽と見るやさもあらん 誰ぞ誰ぞの好む筋書

ようやくとおのがじしのみ苦慮せずにすむとなりなば殺しあいせる
 ....
 

赤い月の靴音が

真白(ましろ)な闇に反響し

黒ずむ銀の星々が

小さく遠くに穿たれて

まだらな紫色(しいろ)の石の野で

死ぬまであなたはおどりつづける


 ....
 

夕暮れの

赤い切り口 地平のところ

東(ひんがし)の

少し高くに昇った星を

闇に紛れた雲竜(くもりゅう)が

飲み込まんとば大顎(おおあぎと)


竜に左右 ....
 

よのはて よのはて よるのはて

倒壊したてのビルディング


折り重なった瓦礫の都市は

ジャングルジムを失って

広くて高くなった空


朝は来ないが夜は過ぎ
 ....
 

わたしの言葉 わたしの世界

月は空にうたい

太陽を背に夜をうたい

光の翼をひろげてうたう


わたしの言葉 わたしの世界

光の降るとき 影のさすまで

月は ....
吉岡ペペロさんのmortalisさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一休み- mortalis短歌311-10-23
satura- mortalis短歌111-10-21
赤い靴- mortalis自由詩311-10-21
- mortalis自由詩111-10-17
Morning_Glory- mortalis自由詩211-10-12
八尋の白千鳥- mortalis自由詩411-10-9

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