すべてのおすすめ
   

   砂漠と街



谷を下った
生きることは谷を下ることだった

谷底には血糊があった

谷底を下った
行き止まりかと思った

絶壁に挟まれたけど
さらに進め ....
  心と所作と雨の答え



雨 雨 あがるな

心を砕き続けてよ
痛みを 忘れないように
鮮やかさたちには血の色も
数多の原色 心が染まる
その危うさに 恐怖に飲まれ
明日の自 ....
(3)
瞳は無機質にも見えるのに
それでいて裂けたように生まれている

一人で簡単に生きているのに
甘えるように近づいてくる

すべて知っているようなのに
それでいて途方もなく必然にい ....
(1)
思うほどに儚い
単純な強情さで
だからこそとてもとても
大切にしたいのに
光のようにわすれがちになってしまう
哀しみそのもの


(2)
自身の汚れを小さく見せて
それか ....
世界へつながる大穴が開いて
手を摑んだら飲まれて心が腐った

心が腐れば
ケモノは生きるだろう、と

代弁者がただ不安を配り歩いて

代弁者はなぜ自分に穴をあけながら
人の心を泣かせ ....
闇は暗さにしか生きないらしい

例えば雨上がりの朝は
闇の気配を残している

貨物列車がごとり、と音を立てる
その分からない程の微動で
昨晩、闇が確かにあったことが分かる

雨雲を置 ....
むきさめの身を冷凍庫から取り出して
そのままホイル焼きにした



まるで許してくれるみたいに
ほどかれながら箸につままれ

ほわりと小さく湯気が上がった

温かくて
ふわふわで ....
雨上がりの清い空に流れる雲の
感情の軋轢に砂糖をまぶして

二人小さく笑い合えれば
距離感にぱちぱち淡い火花が散って

求めて欲しい
求めていたい

どこまで意思疎通に出会っても
 ....
生きていることの内にしか僕は生きない
気にしなくても佇んでいる
僕は僕以上になりはしない

様々な色を水面に映して いつも感情は儚く色をまとう
その細やかな手触りを生きていることが内包してく ....
{引用=
心がちっとも丸くって
意味のないところにぼんやりころがって
まったく青く鈍く光ってて

一回転半したら笑ってた
心に無邪気な子供がいた


なぜ僕は僕の無意識は
くるり ....
猫がきれいにそっと
寝ころんでいたものだから
少し離れたところでかがんでそれを見る

その時は猫が
水を打つようなタイミングを知っている気がしたけど

しばらくしてタフリと尻尾を振ってか ....
吉岡ペペロさんの◇レキさんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無題- ◇レキ自由詩2*18-1-7
無題- ◇レキ自由詩6*17-12-23
題名なんでしょう2- ◇レキ自由詩2*17-10-21
題名なんでしょう- ◇レキ自由詩2*17-10-21
無題- ◇レキ自由詩2*17-10-13
旅行メモ- ◇レキ自由詩4*17-10-13
剥き鮫- ◇レキ自由詩1*17-10-8
無題- ◇レキ自由詩4*17-10-7
白鷺- ◇レキ自由詩4*17-8-6
無題- ◇レキ自由詩1*17-8-5
寝る猫- ◇レキ自由詩1*17-8-4

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する