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トンボになって飛んでいた。
桜の木もすっかり葉を落とすころに。

翅は なんにも思考せずに
ただ
トンボのこれからをひたすら羽ばたいていた。

大きな樹の小さな木陰で
すこしばかりの休 ....
トンボになって飛んでいた。
桜の木もすっかり葉を落とすころ。
トンボの翅はなにも思考せずに
ただ
トンボのこれからを ひたすら羽ばたいていた。

大きなビルの大きな木陰で
すこしばかりの ....
トイレデ
migigawaに
傾いていたんだ
かじかんだ右手に
toipeヲにぎり
やっとちぎりとった
トイペをにぎり
ひかりが


あの日から
スワルコトノで・き・ない
ひか ....
ちんけな権力ステル
偉いと思う心すてろ
ステルすてろ

ちっぽけな自分ステロ
金をすてろ
車をすてろ
服を、食い物を
家を
すてろステロ

ステルすてろ
年寄りをすてろステル
 ....
夕暮れの湖に
浮かんでいるもの
あれは
たしかに
ぼくの心だ

あの日から
消えてしまった
道連れを探す
寂しいぼくの心だ

青空の片隅で
膝を抱えてうずくまっているもの
あ ....
潮の匂いのする河口で
きみが釣り上げた秋は
きらきらと
ヴァーミリオンの鱗を煌めかせ
すっぽりと
きみの心に還っていった

ぼくはといえば
あいかわらず
仕掛けを空に垂らし
風を釣 ....
荒木さんが
すっぽんが獲れたから
食べにおいでよ
と言うから
友達誘って
焼酎抱えて
出かけていった

すっぽんは
みごとに捌かれ
くつくつと
鍋の中でうまそうなすき焼き風味で
 ....
こはるびよりのひだまりで
つりをしながらあくびをすると
ぽろっとくびがころげおち
ついでにうでもころげおち
なかよくはりぼてけりながら
うみのうえをかけていった。


いそにのこされた ....
あなたの
はじけるわらいごえは
ぼくの ひかりだ

じゅうさんさいで
はじめてあったときからずっと
あなたをまもれる
おとこになろうと

からだをきたえ
あたまをきたえ
こころを ....
服部 剛さんの草野大悟さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
晩秋- 草野大悟自由詩6*13-2-6
空あります- 草野大悟自由詩10*12-11-9
katamukuひかり- 草野大悟自由詩2*08-11-25
ステルすてろステロすてる- 草野大悟自由詩208-4-20
ひとり- 草野大悟自由詩8*06-5-28
秋釣- 草野大悟自由詩12*05-10-10
夏にすっぽん- 草野大悟自由詩12*05-7-17
こはるびよりの- 草野大悟自由詩11*04-7-10
たからもの- 草野大悟自由詩2*04-7-9

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