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             140116
なんというのでしょうか
外は快晴
北国の方には嫉まれるような青空
それなのに
寒いだの風が冷たいだの
喉が痛むのだと言いたい放題
マスクが飛ぶよう ....
            131029



破綻を恐れず
どんどこ行こう
ぽかんと開いたクレーター
ビスケットのカケラ
利口なトマトに
間抜けな空が
冬が近いと
笑ってる
にこ ....
                 080513





水色の空に雲が流れ
時間が止まっているようにも見える
体育館では
子供たちが遊んでいる
にぎやかな声に
忘れかけた記憶 ....
              080404


コレでよい
コレで
ひとかけらの土塊を
脚で踏みつぶす
粉々にしてから
ふるいにかける
乾かしては水を加え
塊にして
叩く
叩く
 ....
        080326


懐中時計の
くさりです

懐中時計の
うらぶたに
小さな
値札をはり付けて
昨日の
価格を書き入れる

古道具の店先に
禿げた頭が
突っ ....
            2007/06/05

かりんとうを
長万部で買う
駅の待合室には
仕事にあぶれた人たちが
冷えた弁当をストーブに載せて
暖めている
ヤカンから湯気が出てい ....
はがきをかってきてください
かわむこうのおみせにたちよって
はがきをいちまいかってきてください
呪文のような声がして
我に返る

誰もいなくなった
午後の大通りには
牛車がのろ ....
廃墟の街に雨が降る
昨日の繁栄は窓の外
地下室の中で雨宿り
嫌気性のキノコを探せ

廃墟の街は晴れ渡り
輝く青空に白の月骸
人無き路に風が降り
無機質がリンと鳴る

廃墟の ....
あれ、
この花火どうしたの
おかあさん もらったの

今日はけんちゃんの命日だからね
買ってきてもらったんです

こんな暑い日だったの

戦死公報に載ってただけ
亡くなった ....
ジンジャーエイルでいいです
知ったかぶりして注文したら
それはどんな味がするのかな
一杯回してくれないかね

亡くなったお祖父さんに冷やかされた

お祖父さんは
お酒が好き ....
あんこの煮かたをおそわった
美しい母のそばにうろついて
台所で遊んでいた幼い頃に

小豆はたかいから贅沢ですよ
ささげを茹でてつぶしたあとで
木綿のふきんで皮を濾し
大きなお鍋にお砂 ....
  

ひとりで行く
風の吹く
木立の下
馬がつないである

走る姿
馬場のまわりには
人の群れ
速い馬に人気集まる

日曜の午後
レースがある
明るい服を着て
騎手が疾 ....
鉄橋を渡るときは
風が抜けていくから
とてもいい気持ちだ

見晴らしが良く
揺るぎ無い構造に
安心して身を任せ
渡り終えると
すぐに
油断のならない鉄路が続く
緩んだ犬クギ一本 ....
言葉を紡いでいる人がいるという
言葉の繊維を解きほぐし
紙にしたり
糸にして布にしたりしてから
その上に文字というものを書くのだという

最近は、
言葉が不足しているから
誤解 ....
ピアノ、ピアノ、ピアノ
ピアノが招く
ピアノの国へ
音から生まれた
音の鳴る子が死んでいく
生まれることが寂しいと
音の鳴る子は死んでいく
船縁叩いて鳴るピアノ
ピアノの国から
ピア ....
一昔前には
ありえないことが
当たり前になったと
思いながら仕事している

腹が空いたのを
気がつかないふりして
お昼の御飯を取りにいくと
真っ白でつるつるな
紙の箱に詰めら ....
惑星の軌道が外れ

外惑星が招かれた

北の空にはシリウスが

東の空には帚星

翳る南は新月の

西の館に可憐な姫が

ガレリオ眼鏡で首を振る

百年経ったらまたおいで
 ....
こんな時代だから
タマゴを食べるしか
能がない

産みたてのタマゴ
ワンパック120円

落っことしても
割れないように
透明な容器に入り
買い物かごから
外を眺めている

 ....
値段はおいくらですか
空から澄んだ声がする
木の葉が静かに舞っている
晩秋の並木道は
人通りが無いのに
かさこそかさこそ
賑やかな気配がする

値段は、
いくらでも構わないのです
 ....
服部 剛さんのあおばさんおすすめリスト(19)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なにか- あおば自由詩15*14-1-16
どんどこ- あおば自由詩16*13-10-29
水の空席- あおば自由詩22*08-5-13
カニバリズム- あおば自由詩17*08-4-4
古事記- あおば自由詩1*08-3-26
東京パック- あおば自由詩28*07-6-5
あしたのかぜのむこうがわ- あおば自由詩21*07-1-13
望郷- あおば自由詩9*06-12-17
花火- あおば自由詩16*06-8-29
雨にさらわれたあしたへ- あおば未詩・独白18*06-6-8
あんこを煮る- あおば未詩・独白5*06-2-10
木立- あおば自由詩4*06-2-5
平行線の男- あおば自由詩4*06-1-15
暗号表- あおば自由詩11*06-1-6
ふたこぶ駱駝- あおば自由詩10+*05-10-29
にべもない話- あおば自由詩4*05-9-22
無軌条電車- あおば未詩・独白4*05-7-31
いのち- あおば自由詩1*04-9-5
盲目に値するもの- あおば自由詩7*03-11-26

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